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午後
この日は早帰りの日だった為午後1時あたりに何故か黒尾さん達がワラワラと私の家に駆け込んで来た
黒尾)リエーフは!?
夜桜)シー、今寝てますよ
黒尾)そ、そうか…今日が部活休みでよかった…
夜桜)今の所まだご飯食べてないんですよね…何にもないといいですけど…
黒尾)そーだな…リエーフの親には連絡したか?
夜桜)えぇ、黒尾さん達が来る少し前に連絡しました
黒尾さん達にお茶とお菓子を出し少し喋っているとスマホに通知が入った
夜桜)??リエーフ?起きたのか
通知を見るとリエーフからで内容は「はやくきて」の一言だった
スマホをソファにおいて走って部屋に行くとリエーフが布団を被って震えて居た
夜桜)リエーフ!
リエーフ)ビクッよ、よる…?
夜桜)そうだよ夜だよ!もういいよ、怖かったね、もう大丈夫だからね怖くないよ
リエーフを抱き締め頭を撫でるとリエーフがぎゅぅっと抱き締めて来て泣き始めた
夜桜)怖くないよ、怖くない、もう大丈夫
リエーフ)よるぅ”…グスッよるぅ”……
夜桜)うんうん、そばに居るよ
リエーフの頭を優しく撫で「大丈夫」と言うとリエーフはただ私を抱き締めわんわん泣き始めた
夜桜)よーしよし、いい子だね〜
リエーフ)よる…よる……
夜桜)!!
リエーフは我慢が出来なくなったのか私に抱きついたまま顔を上げ唇を重ねて来た
夜桜)んむっ…なーに?
リエーフ)もっと…
夜桜)だ、だーめ!治ったらね?それにもうそろそろ親御さん来るし
リエーフの頭を優しく撫でてダメと言うとリエーフは少し拗ねながらもコロンとベッドに寝っ転がった
夜桜)ご飯食べれる?
リエーフ)…ちょっと…
夜桜)はいはい、じゃあお粥持ってきてあげるね〜
部屋から出てお粥をよそいリエーフの所へ持って行くとベッドに座って大人しくしていた
夜桜)リエーフ、大丈夫?
リエーフ)うん…
夜桜)食べれる?アーンしてあげようか?
リエーフ)あーん…
夜桜)じゃあ少し待ってね〜冷ましてあげるからね
スプーンでお粥をよそいフーフーと息を吹き掛け冷ましてから「はい、あーん」と言って差し出すとリエーフはパクッと食べた
夜桜)食べれて偉いねー美味しいね〜
ひと口食べる毎に褒めるとリエーフはニコニコと笑いながらよそった分を全て食べてしまった
夜桜)よしよーし!食べれたね〜偉いね〜
食べれたねと言って褒めるとリエーフはニコニコと笑って「今日帰りたくなーい!」と言い始めた
夜桜)ごめんね…おうちに帰ろ?
リエーフの頭を撫でてごめんねと言うとリエーフはショボンとしながら頷いた
夜桜)また明日お家に行ってあげるから
リエーフ)…はい……
夜桜)うんうん、いい子だね
リエーフの頭を撫で私はリエーフと一緒に親御さんが来るのを待機
親御さんが来たらリエーフを親御さんにどうぞして私は黒尾さん達にご馳走をしてその日は帰ってもらった