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チュンチュン。
朝っぱらから、鳥の鳴き声がする。
青く澄んだ泉を、覗きながら言う1人の〝ハイエルフ〟
「やっぱ慣れないなぁー。」
長いまつ毛に、深い海の色の瞳。白い鳥の様な色の肩までのびる髪。人よりも明らかに尖っている耳。そして、人形の様に整った顔。身体は、これまた少し触れれば折れそうなのに鍛えられている。もちろん、エルフというのは伊達じゃなくて見た目は、まるっきり10歳に見える。この絶世の美女の様な身体や顔をもつのは、ハイエルフのイリラム。正真正銘の男だ。
「これで、87なんだからハイエルフってまじ実年齢わかんないよなー。」
俺、ハイエルフこと、イリラムはなんと転生者だ。