なにわの姫

🚗

マネ「迎え来ましたよ〜」

「ありがとうございまーす！」

謙「○○退院おめでとうー！！」

「わっ！びっくりしたー、、w」

「皆んな乗ってるじゃんw」

丈「みんな乗ってくって聞かんくてさ〜」

和「この日を楽しみにしてたもんな〜！」

「皆んなほぼ毎日連絡取ってたけどね？」

駿「まぁまぁ。」

「でも、、」

流「？でも？」

「ねぇ、廉何かあったの？」

大「廉？何も無いけど、、強いて言うならドラマ決まったくらい、？」

「ふーん」

『どしたん？』

「や、廉だけ連絡無いなーって。」

謙「あれれぇ？寂しいんですかぁ？」

「寂しくないもん」

和「○○こっち向いてー？w」

流「それ寂しいって言ってるようなもんやからな？w」

丈「○○本当は？w」

「…寂しい」

大「可愛いっっ！！！」

駿「大吾くんうるさいですw」

大「いやぁ、ごめん、久しぶりの○○すぎて思わず声が。」

『廉くんと会えるとええな』

「まぁ別に廉なんてどうでもいいんだけど」

流「ツンデレめ」

「廉の匂いする」

大「まじ？」

謙「ん〜、、？するような、しないような、」

海「あっ！○○ちゃん！！退院、今日か！おめでとう！！」

「海ちゃん〜！ありがと〜」

海「無理はダメだからね〜！？」

「うん！」

「あ、あのさ海ちゃん。」

海「ん〜？」

「えーっと、、」

“廉ってどこにいる？”って、何故か聞にくい。

海「あー、廉？」

「えっ？」

海「そりゃ分かるよw 廉のことも大好きだもんね〜？」

「はっ？！」

海「廉は先にロケ行っちゃった。僕もそろそろ出なきゃなんだけど。」

「あ、そうなんだ」

海「廉に言っとく！○○ちゃん、廉に会えなくて寂しそうにしてたーって！」

「いや！いいいい！！大丈夫！！」

海「じゃ！」

「ちょ！！海ちゃーん！！？」

『廉くんカッコええなぁ〜、、』

「どれー？」

『これ！めっちゃ色気がある感じ良くない？』

「ふーん」

もう！私のバカー！！廉の動画なんか見ちゃったら会いたくなるじゃんか、！！

『会いたくなった？w』

「ねぇ、恭平までそれ言うの？」

『だって会いたそうな顔しとるもん』

『ちょっと嫉妬なんやけどー。』

「だって、もう1週間連絡取ってないもん」

『この前まで結構な頻度で会ってたもんな』

大「2人で何話してんの〜？」

「別に〜？」

🌙

丈「○○お風呂はー？」

「ん〜、もうちょっと後に入るー」

ﾋﾟﾛﾝ

「廉、？」

流「なになにー？愛しの廉くんから連絡ですか〜？」

「その言い方やめてー。」

謙「何て来たん？」

💬廉「全然連絡出来んくてごめん！退院おめでとう！海人から聞いたで。今すぐにでも会いたいのは山々なんやけど、今日は会えんのよ、ごめんな！！明日のお昼からなら事務所おろうかなーって思っとるから、○○が良ければ会えるで〜」

駿「○○、明日オフよな？」

「オフ、」

和「お！バッチリやん！」

流「会ってくれば〜？？」

「でも、、」

大「貸ーしてー。」

「大ちゃん！？」

大「ん。おっけー」

「何送った、の、！？」

丈「何送ったん？」

大「“連絡してくれて嬉しい！明日、オフだから事務所で会いたい！○○、寂しい！”って。w」

流「○○のことバカにしすぎw」

大「バカにはしとらんよ！w」

「え、待って電話かかってきた」

丈「ここで出たら？」

「自分の部屋行く」

「もしもし？」

廉「退院おめでとう。」

「ありがと」

廉「調子は？」

「元気！」

廉「良かった。」

廉「さっきの、大吾やんな？」

「うん、よくわかったねw」

廉「そらわかるわw ○○こんなん送らんやろw」

「…送んないけど寂しいのはほんと」

廉「えっ？」

「だから明日会えるの楽しみにしてるね、？」

廉「、、」

「廉、？」

廉「ごめん、電話越しでも破壊力やばい。」

廉「俺も○○に会えるの楽しみに午前頑張るわ」

「うん」

ｶﾞﾁｬ

「えっ！？何！？」

和「いや、ちゃうよ？聞き耳立てとったわけやなくてな？？」

謙「ちょ、大橋くん！w」

「皆んな、、さいてー、、」

駿「ほら、やから言ったでしょ〜？」

下からみっちーが声をあげる。

「みちりゅちぇだけかぁ、ちゃんとした人、、」

『ん？何やってるん？』

大「誤解やって！！」

和「後で録音送ろって話してたもんな？」

「は？録音？」

「え、何？録音してたの？」

丈「ちょ、大橋。お前マジで１回黙ってw」

『何の録音？』

流「さっき廉くんと○○が電話してたんよ。そのときの録音。」

謙「○○可愛えかった。恭平聞く？」

『聞くー』

「聞かないでいいよ！！」

📱「送んないけど、寂しいのはほんと。」

📱「だから明日会えるの楽しみにしてるね、？」

「謙杜のバカ！」

駿「可愛ええ、」

流「送って送って〜」

「送んないで！削除してよ！」

謙「はーい」

ほんとに削除する気あるのか、？この人、、

☀️

大「○○も一緒に事務所行くー？」

「行くー」

マネ「じゃあ徐々に再開させましょうかね」

「うん！」

「長かった、、」

マネ「いや、まだ半分も休んでないから」

「えっ」

マネ「ちゃんと休んでもらいますよ」

「えぇー！！？」

マネ「いや、普通逆だからね？仕事嫌だーって言うからね？普通。」

侑「○○ちゃんー！！！」

ｷﾞｭｯ

「ちぃちゃん！」

侑「もう大丈夫なの？」

「うん！ごめんね心配かけて、」

侑「ううん！ちょうど○○ちゃんの話してたんだ〜。こっちおいでよ〜」

「行く〜」

侑「○○ちゃん連れて来たー！」

慧「よくやったちぃ坊！！」

光「わーい！○○ちゃんだー！」

涼「○○こっち。」

光「あっ」

ｷﾞｭｯ

光くんに抱き着かれる寸前でいつの間にか隣に居たにぃに腕を引っ張られる

涼「○○おかえり」

「ただいま。」

有「光、どんまい。」

裕「○○ちゃんもう大丈夫なの？」

「はい！ご心配をおかけしました！」

薮「お見舞い行かなくてごめんね、大人数だったら迷惑かと思って、、」

「いえいえ！！お気遣いありがとうございます！」

雄「○○ちゃん、また呑もうね〜」

「ぜひ！」

涼「だーかーら！だめだってば！」

侑「ちょっと山田。久しぶりの○○ちゃんなんだからハグさせてよ！」

涼「しょうがないなぁ、ちょっとだけだよ？」

侑「やった！」

ｷﾞｭｰｯ

涼「はいもう終わりー」

侑「はっや！！」

涼「もう十分でしょー。」

光「僕もハグしたーい！」

慧「じゃあ僕もー！」

涼「○○、ここは危険だから帰ってな。後でにぃだけ行くから。」

「え？w」

有「知念だけずるいー」

涼「うるせぇ。お前にだけはハグさせないわ」

有「何でよw おかしいでしょうよ！w」

涼「お前とハグしたら○○が汚れる」

有「はぁ！？」

涼「それに有岡の匂いになるじゃん！」

有「おぉ、、」

涼「おぉじゃないわ。」

薮「ww お兄さん？w」

涼「なに」

雄「後ろ。見てみ？」

涼「はぁ！？裕翔、いつの間にハグしてんの！？」

クルッと後ろを向いて目を見開くにぃ。

裕「言い争ってるからじゃんw」

裕「てか○○ちゃんとハグしたの初めて？」

記憶を辿るけど、裕翔くんとハグした記憶はない。

「んー、初めてですね。」

裕「ちっちゃくて可愛い〜、、しかもいい匂いする〜」

涼「キモい事言うな変態。」

涼「もうそろそろ皆んな解散じゃない？」

慧「まだちょっと早くない？」

涼「いいのいいの！○○！いくよー。」

「えっ？あ、お邪魔しました！」

涼「○○、ちょっと時間ある？」

「今日オフだからあるよ？」

涼「じゃあちょっと顔出して欲しいんだけど、、」

「？」

涼「おはようございます」

ニ「おはよー」

「おはようございます！」

ニ「あれ！○○ちゃん！退院したの？」

「はい！」

ニ「体調の方はどう？」

「大丈夫です！ご心配おかけしました！」

ニ「いやいや。」

ニ「めっちゃ○○ちゃんの話してたもんね」

「そうなんですか？」

涼「そういえば風磨は、？」

ニ「あー、もうすぐ来るんじゃない？」

風「おはよーございまーす」

ニ「あ、おはようー」

涼「おはよ」

風「何そんなニヤニヤしてるんっすかw」

「風磨くんおはようございます！」

風「んぇぇ！！？○○ちゃん！！？」

ニ「あはは！ww」

風「何でいんの！！？」

「にぃに着いてきました〜w」

涼「どう？」

風「山田くん最高っす」

風「○○ちゃん体調大丈夫？」

「はい！」

風「よかったぁ〜、、」

風「もう、一安心っすよ」

ニ「ずっと○○ちゃん○○ちゃん言ってたもんね、」

「すみません、w」

風「いやぁ〜、朝からいい事あったわ〜、、」

風「じゃ！」

涼「いやいや、何帰ろうとしてんのw」

ニ「これから撮影だからw」

風「うわ、マジかー！」

「頑張ってください！」

風「頑張るー！」

ニ「ちょろww」

ニ「これから風磨が駄々こねたら○○ちゃん呼ぼっかw」

風「えぇ〜！」

涼「効果てきめんだw」

ﾋﾟﾛﾝ

💬廉「○○事務所いる？」

💬「いるよー」

💬廉「俺も今事務所帰ってきたんやけどどこおる？」

💬「キンプリの部屋」

💬廉「りょーかい」

廉Side

廉「○○ー！」

ドアを開けると○○。

「廉〜！」

すぐさま○○を抱きしめに行く。

ｷﾞｭｯ

廉「退院おめでとう」

「ありがと」

廉「はぁ〜、久々の○○。」

てか嫌がらずにハグさしてくれたの、いつぶりやろ。

「寂しかった？」

廉「ちょっとだけな〜」

「○○もちょっと寂しかった」

廉「え！まじ？！」

驚いて体を離して○○を見る。

「ほんと」

ニコッと笑ってそう返した○○。

廉「てか○○どした？お酒呑んだ？」

「呑んでない」

廉「酔った感じになっとるよ？w」

酔って甘えているときのような○○。自分のことも名前呼びやし、、可愛い、、

「廉とイチャイチャする」

廉「ええの〜？」

「いいの」

廉「待って、マジでニヤけが止まらんw」

ヤバいヤバい。顔キモくなっとらんかな、

「廉好きー」

ニコニコ笑顔で見上げてくる○○。

廉「ちょ、○○一旦ストップ」

「？？」

不思議そうに首コテンじゃないのよ。これ、自然にしてるからほんまに厄介。w

廉「マジでヤバいからw」

ｺﾝｺﾝ

ナイスタイミング、、

廉「はーい」

海「あ、○○ちゃん来てたんだ〜」

廉「ほら、大好きな海人来たで」

表情筋を休めるべく、海人に○○を押し付ける。

海「え、なになに？どうしたの？w」

廉「○○からの好き好き攻撃が辛い」

廉「表情筋ぶっ壊れる」

海「はぁ？w」

「海ちゃん、」

海「なぁに？」

「今、○○と廉がイチャイチャしてるから」

海「うん、そうだね、ごめん！忘れ物取りに来ただけだから！」

廉「ちょい海人！」

海「明日筋肉痛になってないといいね〜w」

海人〜！！マジで甘々すぎて辛いー！！

いやぁ、お互い酔っとる時も破壊力あるけど、、なぁ、、

廉「なぁ○○今日どしたの」

「ドラマの予告見た」

廉「あー、恋愛ドラマやってるんよ」

「知ってる」

廉「もしかして嫉妬ですか？？」

「…私の廉だもん、」

ちょっと俯きながら拗ねたように言う。

え、可愛すぎ。この子、ほんまに俺の彼女じゃないんよな？

廉「そうやなっ！○○のやな！！」

「廉が遠くに行っちゃった気がしたの」

廉「大丈夫大丈夫。傍におるよ」

ｺﾝｺﾝ

廉「はーい！」

廉マネ「永瀬さん、スケジュールのとこで確認が。」

廉「あー、、」

「廉行っちゃうの？」

廉「ごめーん！後でもいいですかー？」

廉マネ「了解です」

「やった。廉独り占め〜」

廉「○○独り占め〜」

うん、バカップルか？？

廉「こんなことして恭平に怒られんか心配やわ」

「恭平は大丈夫。」

自信満々に言うけどさ、どこからそんな自信が湧いてくるん？

廉「あ、こんばんは〜」

A「永瀬さん！今どこですか〜？」

廉「今は事務所です！」

○○の余韻に浸ったまま、ドラマ番宣のインスタライブに参加。

あ、○○やん。

え？こっち来い？いや、無理無理！！

A「永瀬さん？w」

廉「あっ、すみませーん、w」

何で泣きそうになってんの〜、w

もうしゃーないなぁ、w

廉「すみません、飲み物取ってきます！」

A「あ、どうぞどうぞ！」

廉「○○、どした？」

「○○の廉なのっ。」

廉「よしよし。泣かんといて？w」

廉「何で泣くんよ〜」

「泣いてないっ」

廉「目うるうるしてる。」

「元々だもん」

廉「あ、そーですか。今インスタライブ中やから。」

「や、待って、」

廉「ん？」

「ちょっとだけ、ちょっとだけ、ギュッてしよ、？」

やば。ガチか、、可愛すぎ。食べちゃいたい←

はぁぁー、、恭平、許せ。

ｷﾞｭｯ

廉「はい終わり。もう戻るな？」

廉「○○もお家帰りなよ？」

「ん。ばいばぁーい」

廉「気つけてな。」

振り返ってスタッフさん達を見る。怒ってるかと思いきや、俺と同じような表情ばかり。

皆んな○○に甘いなぁ、w

廉「すみません戻りました〜」

A「永瀬さん。w」

めちゃめちゃ笑顔でAさんが話しかけてくる。

廉「はい？」

A「さっきの聞こえちゃってました」

廉「え！ガチっすか！！？」

コメント欄を見てみると、“廉○○最高” “○○ちゃん大丈夫なのかな、、” “○○の廉って！○○ちゃん可愛すぎ！” “廉○○、冷たい期、終了！！？” “○○ちゃん、廉くんで癒されてまた元気な姿見せてね！！” “廉くん声が優しい” “○○ちゃんにハグを求められるだと！？永瀬、前世で何をしたんだ、、！？” とまぁそんな具合で、コメント欄は俺らで埋め尽くされていた。

A「いいなぁ〜！私も○○さんとお会いしたいですー！」

廉「頑張ってくださいw」

A「紹介してくださいよ〜！w」

廉「遠慮させてもらいますw」

A「何でですかー！w」

A「高橋さんに怒られちゃえ」

廉「ひど！ww」

A「高橋さん、全力で怒ってください」

廉「待ってやめてw 先謝っとく！！恭平マジでごめん！w」