こんちわー!!
久方ぶりのシリーズ物です!
ちなみに今回は私が個人的に書きやすいフィンパチョかレイパチョで迷ったんですが…フィンパチョだと連続になってしまうのでね…レイパチョです!
⚠️今回はゆるゆる日常系です。すっごいほのぼのしてます。正直書いててすっごい緩すぎてダメな気がすると思いました。
次回はR18です。おそらく。
さっきまで寝ていたのに、いきなり体制を崩されたせいで目が覚めてしまった。不機嫌になりつつも、目を開けるとレインが居たから、少し戸惑う。
「れぃ…、なにして…?」
「…分からないか?」
「ぇ、え…?と…、なで、てる?」
今の体制は、レインが後ろから僕を抱え込んで、頭だったりお腹辺りだったりを撫でてる状態。何がしたいんだろうか。たまにレインがこういう事をしてくるのには慣れてきたが、どんな反応をするべきか分からなくて、たまにレインが分からなくなる。
「…やめ、ぇ…まだ寝る…」
「あぁ、寝てて構わないぞ?」
「離して…、寝れない…」
レインはこの体制が気に入ってるらしくて、隙があれば後ろからハグをしてくる。寝ているとき以外なら僕も嬉しいけど、今はすごく寝にくいから、僕からしたら離して欲しい訳で。
「それは…嫌だな」
「ぇ…んん、そぉ…」
嫌だ…?今、嫌だって言われた…?ん…?僕が、レインに、嫌だって言われたの?
一回も言われたことがない言葉に、凄く違和感を覚えて、動揺してしまう。それにレインは僕がやめてと言ったらどんな状況でもやめてくれるし、拒絶もされたことがなかったから、言葉のインパクトが強すぎたのだろう。頭が全く回らなくて、ずっと同じ言葉が繰り返されている。
「ぁ…?なんで?いや、?なの…?」
「そうだな…今は離れたくない。それだけだが…」
今は、離れたくない…から、レインは嫌って言ったってこと、だよな?
「でも、…はなれて…ほしぃ、ねむれないから…」
「…俺が抱きついているまま寝たくはない…か?俺の腕の中じゃダメか?俺は、カルパッチョには、…大切な奴には、1度だけでも俺の腕の中で安心して眠っている所が見てみたい。」
「ん…、れいんが良いなら、いい…けど…僕、まだけっこう寝るよ?」
さっきまで時計の針は12時30分を指していたのに、今はもう13時54分だ。それでも、睡魔が全く引く気配が無いから、まだまだ眠るだろう。きっと、5時間でも6時間でも。そうなると、レインにとっては無駄な時間のように感じるかもしれないし、もしそうなら僕はあまりして欲しくはない。
「構わない。カルパッチョが(安心して俺の腕の中で)眠っている所を見たい。」
すごく言葉不足で少し語弊も生みそうな言葉を掛けられたが、多分さっき言っていた(俺の腕の中で安心して眠っている所を見たい。)って事だろうから、まぁ良しとする。
「じゃあ、いい…動くなよ…」
「任せろ。安心してくれ。邪魔が入る事もないだろうからな。」
「…おやすみ、れいん。」
「あぁ、おやすみ。」
その日の昼寝は、すごく安心して、いつもより疲れが取れた気がした、から… …こういう昼寝も、悪くないかもしれないな。
コメント
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ッスゥ~👍ちょっと墓入ってきます