「レオ、ジーノから離れて」
美少女の口調は完全に命令だった。レオの眉がピクリと上がる。
「ああ?」
「離れて」
ぴしゃりと言われて怒り出すかと思ったけど、レオは肩をすくめて一歩下がった。のしかかる腕の重みが消えて、あたしは思わずほーっ、と息を吐いた。
美少女はつかつかと歩み寄ってくると、じろりと慧介さんを睨んだ。
「なかなか戻ってこないと思ったら、こんなところで遊んでたのね」
「いやあ、待たせてごめんよ。見ての通り、ちょっと立て込んでね」
美少女の言葉は視線と同じくらい鋭かったけど、慧介さんは穏やかな微笑みを崩さなかった。舌打ちした美少女がこちらへ視線を走らせる。形のいい眉がきりりと吊り上がった。
「誰」
「ジーノの女だそうだ」
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