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病院の窓から見える桜の花を今日も僕は眺めていた

これから大事な検査があるというのに。

医師「これから検査があるけど大丈夫?」

自分「大丈夫ですよ。」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

“大丈夫”

この言葉で色んな事を我慢してきた

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

麻酔をして寝てしまった後の事なんて覚えてない

目が覚めたら病室のベッドで寝ている状態。

母さんは隣で何時間も座ってたみたいで

疲れて寝てしまっていた。

僕はそっと起きてずっと気になっていた

桜の花を見に行った。

すると、

桜の木の下で本を眺めている女の子に出会った。

自分「あの……。」

女性「ん?」

自分「この桜の木なんて言うんですか?」

女性「彼岸桜って名前なんだって!!」

自分「へぇ。」

女性「興味が無いなら聞かないでよ」

自分「いや、凄いなって思っただけで…」

女性「凄いと思ったら凄いっていいな?」

自分「あ、はい。」

女性「言葉にしないと伝わない事もあるんだよ」

自分「分かりました。」

女性「君はここに入院してる子?」

自分「検査入院で、はい。」

女性「そうなんだね」

自分「な、何でですか?」

女性「私と同じだなって思って笑笑」


その女性は笑って僕に向かって話してきた。

でもその笑った顔が何処か寂しそうにも見えた。

続く

【物語小説】桜の木の下で…

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