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リエーフかわよw
ぎゃあああリエーフの二重人格説面白すぎる!!😂💕 同級生の前だとクールなイケメンモードなのに、先輩たちの前だと全力ダッシュ&大転倒&「先輩だーーーい好きです!!!!」ってなるギャップが尊すぎる……っ!!笑 夜久くんの「やっぱこっちが本物だな」に激しく同意します(涙)🐾 短いのにキャラの魅力ギュッと詰まっててもっと読みたくなったよ〜!次回も楽しみにしてるね!!🌸
## 『リエーフ、二重人格かもしれない件について。』
朝。
音駒高校。
校門前。
「……あ、リエーフ。」
同級生の男子が手を振る。
リエーフはポケットに手を入れたまま軽く手を上げる。
「ん、おはよ。」
「今日数学あるよな。」
「ある。」
「終わったわ。」
「頑張れ。」
短い。
落ち着いてる。
声も低い。
同級生は苦笑した。
「相変わらずクールだな。」
-–
そこへ女子生徒が大量のプリントを抱えて歩いてくる。
「あっ……。」
グラッ。
「危な。」
リエーフはすっと近づき、荷物を受け取る。
「職員室?」
「えっ、う、うん。」
「持つ。」
「でも重いよ?」
「平気。」
片手。
軽々持ち上げる。
「行こ。」
「ありがとう……!」
女子は少し顔を赤くする。
廊下ですれ違う生徒たちもひそひそ。
「リエーフくん優しくない?」
「めっちゃイケメンなんだけど……。」
「モデルみたい……。」
リエーフは気にせず歩く。
「ここ?」
「うん。」
「じゃ。」
荷物を渡す。
「ありがとう!」
「ん。」
そのまま去っていく。
女子たちは見送る。
「かっこよ……。」
-–
その頃。
体育館へ向かっていた黒尾たち。
「今日はリエーフ遅いな。」
夜久が腕時計を見る。
犬岡も首をかしげる。
「寝坊かな?」
その時。
廊下の向こう。
リエーフが黒尾たちを見つけた。
「……!」
目が輝く。
次の瞬間。
「せんぱぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!」
ダダダダダダダッ!!
黒尾「うわ来た。」
夜久「朝から元気だな。」
リエーフは全力疾走。
「おはようございます!!」
あと三歩。
二歩。
一歩。
ズルッ。
「うわぁぁぁぁ!!」
ドシャァァァァン!!
教科書。
ノート。
筆箱。
プリント。
全部ぶちまけた。
シーン……
黒尾。
「派手にいったな。」
夜久。
「朝から何してんだ。」
犬岡。
「大丈夫か!?」
「いたたた……。」
-–
「ほら。」
黒尾が教科書を拾う。
夜久もノートを集める。
犬岡も筆箱を拾う。
「ありがとうございます!」
リエーフは笑顔全開。
その時。
廊下の向こうから同級生。
「リエーフー!」
リエーフは振り向く。
「ん?」
「職員室もう行った?」
「行った。」
「ありがとー!」
「ん。」
また教科書を拾う。
少しして。
別の同級生。
「リエーフ、はよ。」
「はよ。」
「さっき転んでたけど大丈夫そ?」
「大丈夫。」
「あいよ。」
去っていく。
黒尾たち。
「…………。」
「…………。」
夜久が小さく言う。
「……今の誰。」
犬岡も固まる。
「別人じゃない?」
黒尾は試すように声をかける。
「リエーフ。」
リエーフが振り向く。
「はい!」
「おはよ。」
「おはようございますっ!!」
満面の笑み。
声デカい。
さっきまでのクールさゼロ。
夜久。
「……。」
もう一回。
「リエーフ。」
その瞬間。
同級生が通る。
「リエーフ、昼メシ一緒でいい?」
リエーフ。
「いいよ。」
落ち着いた低い声。
「じゃまた。」
「うん。」
同級生が去る。
黒尾。
「リエーフ。」
「はいっ!!」
「……お前。」
「はい?」
「人格二つある?」
「え?」
「違いますよ!」
犬岡。
「いや絶対違う人だった!」
夜久。
「同級生の前だとめちゃくちゃイケメンなの何?」
リエーフは首をかしげる。
「え、普通ですけど。」
黒尾。
「じゃあ俺らの前では?」
リエーフは満面の笑みで両手を広げた。
「先輩だーーーい好きです!!!!」
その勢いでまた足をもつれさせる。
「うわっ!!」
ドシャァァァァン!!
教科書が再び廊下に散乱した。
夜久は額を押さえた。
「……やっぱこっちが本物だな。」
黒尾は笑いながら教科書を拾う。
「同級生限定でイケメンモードになるの、不思議すぎるだろ。」