軍パロ
死ネタ
。
re said
みんな喪服で暗い雰囲気が漂っていた
棺桶をら民のみんなに担いでもらって既に掘ってある墓穴に棺桶を入れてもらう。
今日はらっだぁのお葬式。
運営がそこらへんの仕事はしても良かったんだがみんな気持ちが沈んでいた。
みどりくんはなんとかきょーさんが連れて来たからいるが本当はらっだぁが死んだことがショックすぎて何もできないようだった。
コンちゃんはニコニコはしていて普通に話してくれるがやはりどこか元気がない。
言わずもなが俺も少し疲れていた。
でも、きょーさんだけは違った。いつも通りの関西弁と元気でらっだぁを見送った。
……2人は付き合ってたはずなのに
らっだぁが死んだ事できょーさんが総統へと成り代わり、コンちゃんは元気を演じて俺やみどりくんを励ましてくれる。
みどりくんは相変わらず覇気が無いが仕事はちゃんとこなしてくれる。
re「きょーさ___
ky「んー、らっだぁ……?おん、……あぁ、なるほどなぁ」
re「!」
ky「はぁー!書類多過ぎやろ……お前いつもこんなんしとったん?」
きょーさんが誰もいない所に話しかけていて少し恐怖を覚えた。
きょーさんが元気なはずなかったんだ。最愛の恋人をなくして一番傷付くはずなのに、
re「(……ごめんね、)」
俺はきょーさんに声をかけることができなかった。
きょーさんが壊れてしまっていることを再確認するのが怖かった、
現実を見てられなかったんだ。
re「(コンちゃんとかに言うべき?)」
きょーさんは1人の時毎回らっだぁと会話していた。でもその時のきょーさんはすごく幸せそうで俺はそれを少し羨ましく思った。
re「…っ、コンちゃん」
co「どうしたの?レウさん」
re「……きょーさんのことで、話しておきたいことがあって…」
co「…うん、?」
コンちゃんに全てを話した。
きょーさんが見えもしないはずのらっだぁと話している事、目の下に隈ができ始めたこと。
それでも、幸せそうなこと。
co「………うーん、難しい…問題だね、」
re「どうしたら、いいと思う…?」
co「……うーん、、、直してあげる方法はあるけど…それが正しいかは少し悩むね」
re「治す方法あるの?」
co「うん。最近手に入れたんだけど」
re「?」
どうやらその治したい対象者に薬を一定量1ヶ月間飲ませ続けなければいけないらしい。
re「…それ、飲ませてどう治るの?見えなくなるの?」
co「ううん。忘れちゃうの。」
re「え___
co「だから使うのが正しい事とは言えないんだよね…忘れちゃったらきょーさんは少し頭の中が混乱するだろうけど俺らの事を忘れることは無いと思う。」
re「…その薬、副作用とかないの?」
co「……実験結果みたいなのは世に出てるけどそれが真実かどうかは」
re「……………」
俺たちはとりあえず使わない事にした。手遅れにならなければそれでいいんだ。きょーさんから離れなければ大丈夫……
大丈夫だと思ってたんだ。
コンコン
re「きょーさん?」
「…………………」
re「…入るね、?」
ゆっくりとドアを開けると手首から血を流して顔を白くしたきょーさんがぐったりと倒れていた。
re「きょーさん!!!!!!!!!!!!」
その日はすごいバタバタして医務室が少し騒がしかった。
きょーさんが目を覚ましたのはそれから数日後だった。
co said
ky「…………ぅ」
co「きょーさん?大丈夫?」
ky「…コン、ちゃんか……俺、生きてんの、?」
co「…うん」
ky「そっかぁ、そっかぁ……」
ため息をつくように言葉を漏らした。
死んでいなくて残念だったのだろうか
co「……きょーさん、どうして、」
ky「…………っが、」
co「?」
ky「あいつが…俺、に……」
co「あいつ、、?あいつ、って…らっだぁ?」
ky「…俺が、」
co「…………?」
きょーさんは悲しそうにそっぽを向いて口を閉じた。「俺が」?きょーさんが何をしたと言うのだ、
たまに顔をしかめながら手首を抑えるきょーさんをただ眺めることしかできなかった。
忘れさせるべき、?
それがきょーさんの為となるのだろうか…でもそれは、きょーさんの……
ky「コンちゃん」
医務室で幾分元気になったきょーさんがいつも通りのように俺に話しかけた。
ky「もし…もしな?喧嘩したら……どうやって相手に許して貰えばいいと思う?」
co「……喧嘩?誰かとしたの?」
ky「もしもの話やって!」
co「うーん…こっちが悪いなら何かプレゼントを用意する……とか?」
ky「プレゼント、か…ありがと!」
co「?う、うん……」
きょーさんは目を輝かせて喜んでいた。レウさんに話すとまた辛そうでそろそろ結論を出さなければいけないと悟った。
co「……つか、う?」
re「………………う、ん」
判断を任せてしまってごめんね。
でも俺には判決が下せなかった。きょーさんの気持ちも考えると何も言えなかった。
レウさんはいつも食堂でご飯を作るお仕事があるから毎日きょーさんのご飯に薬を一定量入れ続けた。
入れ続ける間の1ヶ月にもきょーさんに異変があった。
何かを集めることに執着した。
資金や、軍隊、国民、力、権力
ら運営国はどんどん大きくなっていった。でも俺たちら民はきょーさんがしたいことが分からなかった。意味もなく膨れていくら運営国。
きょーさんは嬉しそうだった。
でも、そろそろ薬が効き出す頃だろう
kyo said
もう少し……もう少しで、
らっだぁに許してもらえる。
俺はらっだぁを殺した悪いやつだから、らっだぁに謝らなければならない。
らっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為にらっだぁの為に!!!!!!!!!
ky「…………………おまえ、の…為に」
全て集めた。
何が喜んでもらえるのかがわからなかったから……
ky「らっだぁ、らっだぁッ!!!」
廊下を走ってらっだぁの部屋へと走る。通り道にみどりの声が聞こえたが気にすることもなく走り続けた。
ky「(らっだぁッ!聞いて…っ俺、俺ッッ!!)」
部屋が見えてきてそのまま走り続ける。走って、走って…ドアノブに手をかけた。
ky「らっだぁッッッ!!!!」
ガチャ
ky「……あ、れ…」
らっだぁ…って、
ky「誰、だっけ」
めちゃくちゃどうでもいいですが題名の「君のためなら」はkyo目線でもありre.co目線でもあります
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