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出会い2です
やっと鬼國隊の方達とファーストコンタクトできる…
はいまぁ今回も大体話してるだけですね
最初の方はまぁまぁ良かったのに…
次に目が覚めたのはテントの中だった
自分の下には敷布団が敷いてあり毛布がかけられていた
周りを見渡しても誰も居ない
あれは夢だったのか
あんな夢子供のころ以来見なかったのに
だが自分の腕にも脚にも枷は無い
それじゃあ今の内に逃げれるのでは?
いや外がどうなってるかも分からない
きっと逃げても捕まる
だけど自分の腕の怪我に包帯が巻かれてある
あいつらは治療なんてしないのに何故?
包帯を取って鬼神の力を使う
みるみる怪我が治っていくがあまりいい気はしない
この怪我が治ってしまえばまた実験だ
そんなことを考えているとテントの外から人が入ってくる
実験の時間かと思って顔を上げると颯と同じ服を着た知らない男が居た
「あ!良かった起きたんだね」
「ッ、!?」
四季は驚いて後ろに後退り
初めての人に警戒する
こいつは颯の仲間…?
桃太郎?
けど鬼國隊?の服を着てるし心配してくれてる…
「ああ、僕は乙原 響太郎」
「起きたのか?」
颯がテントの外から顔を覗かせてくる
知ってる顔を見て颯の後ろに隠れる
颯の仲間だろうけどやはり怖い
警戒の目で乙原という男を見る
「あっはは、随分と大将に懐いてるね」
「四季、どうした?」
「あ、う…なか、ま?」
「ああ、乙原は仲間だ」
少し警戒を解いて颯の隣に座る
だが後ろで颯の服を小さくつまんでいる
それに乙原は気づいてまた苦笑いする
「(僕、嫌われてんのかなぁ…)」
「?ああ、起きたんだねとりあえず皆呼んで紹介するね」
「あ、えと…う、り…?」
「!そう!そうだよ!」
おずおずと緊張しながら鳥飼の名前を呼ぶ
すると鳥飼はにこにこと笑って返事をした
合ってた
良かった
いつも向けられる笑顔とは違ったものに少し驚きながらも安堵感が勝つ
「 皆ー!新入りの子起きたから来てー!」
「体重何kgやー?」
「その子何歳ー?」
「男か?」
「どんな子ですか? 」
「!?!????」
スキンヘッドの人以外まともな質問をしてる人がいなくまた四季の警戒が高まる
颯の後ろに隠れながらテントの外に出る
大体…というか全員四季より身長が高く無意識警戒が高まる
「紹介するよ」
「私は蛭沼 灯です」
「私は海月 巳代
(女の子だ!女の子だ!可愛い!小さい!上目遣い!)」
「俺は囲 岬」
「僕は不破 真一や」
「あ、一ノ瀬、四季…、」
「四季は俺と同じ鬼神だ」
「おー」
「この子がねー」
「…(これで鬼神!?可愛くて強いって天使!?)」
先程から海月の視線に緊張する四季
観察されてるのかと思い颯の後ろに一歩進む
「あ?なんだ新入りか?」
「あ、百目鬼さん来たんですね見張り代わります」
「おう、なんだどんな顔してんだー?」
「ひぁ!?」
蛭沼が百目鬼の代わりに見張りに行く。
そして急に四季の顔を触り始める。百目鬼曰く相手の顔の構造だけでどんな性格か分かるらしい。急に自分の顔を触ってきた男に四季の警戒心がMAXになり 颯の背中に張り付いて猫のように威嚇する
「おまっ…ちょっと耳かせ」
「?」
「四季は今まで桃太郎の実験に使われてたから警戒心が高いんだよボソッ」
「マジか俺すげー悪いことしたくねぇか?ボソッ」
「とりあえず自己紹介しろ」
「俺は百目鬼 剛!さっきはごめんな!」
「………」
四季は颯の後ろで威嚇する
「警戒」なんていうオーラを隠しもせず醸し出している
「…これ俺が悪い?」
「完全に」
「お前が」
「悪いね」
颯、鳥飼、乙原の順で正直に言っていく
「ごめんなぁ〜四季…だっけ?」
「……コクッ」
「(やっと反応してくれた…)」
「てか相当大将に懐いとんの〜」
「ハッもしかしてそういう関係…!」
「全くもって違うな」
颯にはそんな感情は無いと言うようにキッパリと言う鳥飼。そして話についていけない四季
「せやせや四季ちゃんて処女なん?」
「あ、俺も気になる」
「しょ、じょ?」
「なんてこと聞くんだ!」
四季はずっと桃太郎の実験に使われてた為そういうことは一切知らない。それを知らない不破達はズカズカとデリカシーも無く聞いてくる。それに鳥飼が気づいてツッコミをいれる。自分のツッコミだけでは足りず見張りに行っている居るはずの無い蛭沼に助けを求める
「ええやん健全な男子の質問やで」
「そーだそーだ」
「じゃあ手繋いだりは?」
「フルフル」
百目鬼の質問に四季は首を振る。そのくらいなら分かるようだ
「チューは?」
「フルフル」
「処女って知ってる?」
「フルフル」
不破、囲の順に質問をしていくが四季は全て首を振ってやったことが無いと表現する。それに不破達は驚きの声を上げる。そして百目鬼が最後の質問をする
「じゃあハグ!」
四季が颯を指差す。その瞬間周りがザワつく
「やっぱりそういう関係だー!」
「なんや大将こういう子がタイプなん!?」
まぁ周りといっても不破、囲、百目鬼あてりだけだが。その質問に颯は純粋にそのくらいできますよと言うように答える
「?いや怯えていたから安心させる為にやっただけだぞ?」
「くっそー!」
「鬼國隊初の甘酸っぱい関係が…!」
不破と囲が床に倒れ込むのを四季と颯が不思議に思いながら心配する。その純粋な優しさにまたもや心が痛む2人の後ろに立って「ご飯作るの手伝って」と乙原の圧が聞こえる。気づけば颯と百目鬼ならぬ四季までもが手伝っていて不破と囲だけが地面に突っ伏していた。
「あれぇ〜?四季ちゃんは新人なのに手伝っててその先輩がなんで手伝ってないのかなぁ〜?」
「いや、ちょっとした用事があっただけやで〜…」
「そ、そうそう…」
「じゃあご飯の後に教えてもらおうか?」
「ヒェッ、すんませんしたぁー!」
「謝罪は後!早く手伝って!」
「はいぃー!」
笑顔の乙原の圧に2人は完全に萎縮して後で叱られるのだった
「ご飯出来たから誰か蛭沼さん呼んできて〜」
「それならもう百目鬼が呼びに行ったぞ」
「あ、ほんとだ来たみたい」
百目鬼が蛭沼を呼んで全員で飯を食べる。
四季はスプーンの使い方が分からず鳥飼に教えてもらう。
「ここをこうやってこう持てばいいよ」
「こう?」
「そうそう!四季ちゃん結構喋れるようになってきたね!」
「ん!」
四季の太陽のような眩しい笑顔に涙が溢れそうになる鳥飼。もうずっと此処に居て四季ちゃん…
四季が一口シチューを食べると目を輝かせて勢いよく食べていく
「いい食いっぷりだな!四季!」
「ケホッケホケホ」
「大丈夫?四季ちゃん」
「エホッう、えっ」
急に四季が咳をする。全員最初は勢いよく食べたせいかと思ったがどんどん吐き出すような音が聞こえてくる。鳥飼と颯が森の奥に四季を連れて行く。
「う、おえっ…ゲホッおえっ」
奥から聞こえる声に全員が顔を歪ませる。少し時間が経ってから鳥飼が出てくる。
「多分栄養失調だねちゃんとしたご飯をお腹に入れてなくて急な刺激物にビックリして吐いちゃったみたいだ」
「ちゃんとしたご飯を食べとらんて…だから四季ちゃんあんな細いんか 」
「あんな飯を勢いよく食べてたのも初めてちゃんとした飯を食べたからなのか… 」
「桃太郎の研究の為だけになんであんなただの女の子が…」
「許せねぇ…」
「…(あの天使に何した?桃太郎マジでぶっ殺す…)」
全員が怒りを隠そうともせず殺気を出す。(特に海月)少ししてから顔色の悪い四季とその四季に肩を貸している颯が出てくる。四季をテントの中に入れて乙原に治療を任せる。1番殺気を出していたのは颯だった。
「大将殺気出しすぎ、抑えて」
「…ああ、すまない……、
四季は…嘔吐している間ずっと、何かに謝っていた、…」
「謝っていた?」
囲が少し不思議に思い颯に聞く。
「ああ、ずっと「ごめんなさい」って泣きながら、」
「…もしかしたら桃太郎に対して言ってるんじゃ…?」
「え…?」
「実験されていたならメンタルが弱いのも十分あり得ます」
「クソ過ぎやろ桃太郎…!」
「…!(あんのクソ桃がぜってぇぶっ殺すぜってぇぶっ殺す殺り逃した桃太郎全員ぶっ殺す)」
「酷い…!」
なんかすごい不穏になっちゃったよ
次回で華厳の滝編にしようかな…
いや流石に早すぎるか?
番外編挟めば…
という感じで書いてるのでまぁ長々と待ってる方々マジでありがとうございます
次回《番外編?》
コメント
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鬼國隊if大好きなんで、めっちゃ嬉しすぎます… ありがとうございます…神ですね…最高でした… 続きめちゃくちゃ楽しみにしてます!!