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5 - 第5 互いの牽制 fwkz knkz

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2025年12月01日

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続きを書くのが遅くなりすみません!

待っていてくれる人がいたら嬉しいなぁ


では!続きをお楽しみください🙇



_____________________________________

昨夜の“不破湊に抱きしめられ、額に触れたキス未満の距離”…それを思い出した瞬間、葛葉の頭は沸騰したみたいに真っ赤になる。


布団の中で、声にならない叫びを押し殺しながら転がる。


「……っな、なんなんだよあれ……!」


胸の奥がぎゅうっと締め付けられる。

怖さもあったけど、それ以上に“安心”が勝ってしまった自分が恥ずかしい。

拒否したはずなのに、あの温度に身体を預けてしまった。


(……俺、どうかしてんのか?)


自分の心が思い通りにならない。

その混乱が、頬をさらに赤くしていた。



不破湊はと言うと──

朝から妙に穏やかで、でも目だけが熱い。


机に座る葛葉を見つけただけで、口元がふっと優しく緩む。


(……昨日、あんな顔で俺にしがみつくから……全部、守りたくなったじゃん)


嬉しさと独占欲が、静かに胸で燃えている。

触れた額の温度を思い出すたび、喉の奥が甘く痺れた。


そして葛葉が真っ赤な顔で目を逸らすのを見ると──

その視線はさらに深く、恋い慕う色を濃くしていく。


(逃げても無駄だよ、ずは。

もっとちゃんと、俺を意識して?)


声には出さない。

けれどそのまなざしは、葛葉を飲み込むほど甘く強い。



叶side


叶が部屋に入ってきた瞬間。

見えたのはこうだ。


・真っ赤で挙動不審な葛葉

・それを見つめて柔らかく微笑む不破湊


一瞬で状況を察した。


(……これ、絶対なにかあったな)


胸がチクッと痛む。

葛葉に向けてきた一途な好意を隠してきたのに、

不破湊だけが一歩先に進んでしまったみたいで。


だけど、叶は笑顔を崩さない。


「葛葉、顔赤いけど……どうしたの?」


優しい声。

でもその裏側で、独占欲がゆっくり熱を帯びていく。


(……僕のことだけ見ればいいのに)


不破湊の視線が、明らかに“恋人を見る目”になっているのを見て、

叶の中のスイッチが音を立てて入った。


(だったら……

僕も、引くわけにはいかない。

葛葉を好きになったのは、僕の方が先なんだから)


そう決めた途端、叶は葛葉へ一歩近づく。


ふわりと微笑んで──

その手で葛葉の乱れた前髪をそっと直す。


「ねぇ葛葉。今日、僕と約束あったよね、?

……離れないでよ」


声は甘く優しいのに、言葉の奥にある“独占したい”気持ちは隠しきれていない。


葛葉はさらに真っ赤になって、完全に固まった。


叶の動きを見て、不破湊の目が細くなる。


笑ってる。

でも温度が低い。


「……へぇ。今日は叶さんと、ね」


その一瞬の空気だけで、

叶と不破湊の間にバチッと火花が散った。


葛葉だけが知らない。

自分がどれだけ愛され、奪い合われているか。



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