テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
夜。
家の中は静まり返っていた。
📢が小さく言う。
📢「……今だ」
ドアの前に立つ六人。
🌸は🎮と🍵の手を握る。
👑と🦈は後ろで周りを見ている。
カチ。
ドアがゆっくり開いた。
外の空気が流れ込む。
📢(行ける――)
📢「……静かに」
📢の合図で、全員が外へ出る。
門へ向かう足取りは慎重だった。
🍵は小さくつぶやく。
🍵「……あとちょっと」
🎮も息を整える。
🎮「……うん」
そのとき。
後ろで――
ガチャ。
小さな音。
🌸の体がびくっと止まる。
振り返る。
玄関に、父が立っていた。
暗闇の中で、目だけがはっきり見える。
🌸(見つかった……)
父は、ゆっくりと歩いてくる。
その視線は――📢に向いていた。
📢「……やっぱりな」
低い声。
👱🏻「お前が、全部か」
📢は一歩前に出る。
📢「……関係ない」
その瞬間。
父の目がわずかに動いた。
――次に狙ったのは、🌸だった。
🌸「……っ」
気づいたときには、🌸の腕がつかまれていた。
🎮「🌸!」
🎮が叫ぶ。
🍵も振り返る。
🍵「やめて!」
父は何も言わない。
ただ、🌸を引き寄せる。
🌸「……みんな、行って」
🌸が必死に言う。
その声に、一瞬、みんなの足が止まる。
でも父は、そのまま🌸を家の中へ引こうとする。
ドアが開く。
暗い玄関。
🌸の姿が、その中に消えかける。
その瞬間。
📢の頭の中で、何かがつながった。
📢(違う)
📢(🌸を狙ったんじゃない)
📢(……俺を引き戻すためだ)
父の視線。
タイミング。
言葉。
全部が――
📢(おびき出すための動きだ)
📢は叫んだ。
📢「待て!!」
🎮が振り向く。
🎮「📢!?」
🍵は手を伸ばす。
🍵「行っちゃだめ!」
でも📢は止まらなかった。
📢「……先に行け!」
その一言だけ残して、家の方へ走る。
玄関。
ドアを開ける。
ガチャッ!
📢「🌸!!」
声が響く。
中には、🌸と父。
そして――
こちらを見ている父の目。
その瞬間、確信する。
📢(やっぱり、狙いは俺だ)
父は低く言った。
👱🏻「……来たな」
🌸が叫ぶ。
🌸「来ちゃだめ!」
📢は🌸の腕をつかむ。
📢「行くぞ」
父が一歩近づく。
空気が張りつめる。
でも――
📢「離せ」
📢の声は揺れなかった。
一瞬の隙。
📢は🌸を引き寄せる。
そのまま、走る。
外。
🎮と🍵が泣きそうな顔で待っていた。
🎮🍵「🌸!!」
🦈👑「📢!!」
🦈と👑もすぐ駆け寄る。
👑「大丈夫!?」
🌸は息を切らしながらうなずく。
🌸「……うん」
🎮が抱きつく。
🎮「よかった……」
🍵もぎゅっと手を握る。
🍵「……こわかった」
📢は短く言った。
📢「……急ぐぞ」
六人は、今度こそ全員で走り出した。
後ろは振り返らない。
でも――
誰もがわかっていた。
(狙われてる)
特に、📢は。
それでも、止まらない。
📢「……絶対、守る」
小さくつぶやく。
その言葉に、みんながうなずいた。
夜の道を、六人は走る。
怖さも、不安も全部抱えたまま。
でも――
手は、誰一人離していない。