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今日は…夕方友達と遊ぶ約束してあるなぁ…
どうせまたカラオケ行ってから焼肉だろうけど。
お肉不味いんだよな…。
嘔吐したあとの口の中の感覚になる。
〜~〜~〜~〜~
「湊音ほんと歌上手いよなー!」
「わかるー!うわ、この肉うま。」
友達の会話を聞き流しながら味のしないレタスを1人で頬張る、
焼肉に来たら一番マシな味なのはレタス。
「湊音!今度歌教えてよ?今日結局教えてくれんかったやん。」
「お前歌下手だもんなー!教えてやるよ…!」
「まじ助かる…!湊音神様…?」
小さい頃から歌手になりたかった、
みんな歌上手いって言ってくれるけど、
自分の歌声が嫌いだから歌手は諦めた。
『_あれ、湊音君じゃん〜、奇遇だねぇ。』
『焼肉でもその顔でご飯食べてるんだぁ。』