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二学期
Aさんは絵がとても上手くて、私は絵が下手だったのですが、そんな私と絵を一緒に描こうと言って夏休みの間も私と、Aさんとはラインを使って絵を見せ合って いました。しかし私はAさんの本性を知らなかった。Aさんは少しのことで不機嫌になる人でした。特にAさんは根っからの陰キャでまぁまぁ私も陰キャなんですがAさんは、陽キャがものすごく嫌いで、私がちょっかいかけても少ししか怒らないのに、陽キャがAさんにちょっかいかけるとAさんが落ち込み、機嫌が悪くなり私と話してくれなくなります。だから私は、Aさんに迷惑をかけた陽キャをAさんが見ていないところで、説教し、次やったら殴るからなと、脅した。それでも何人もAさんにちょっかいをかける陽キャや馬鹿がいるから、そいつらも説教し、脅し、「Aさんに近づくな。」と言った。それでもAさんは色んな事があるたびに不機嫌になる。私は、基本的に学校で友達にブチギレたりはしませんでした。特に好きな人の前ではしかし、一度Aさんに対してキレた事がありました。Aさんと私は帰る方向が違います。
急ににAさんが「私に一切関わらないで。」と下駄箱に来た時に私にいいました。私は、着ている服もランドセルも帽子も帰り道に投げては拾いながら帰りました。その時は、初めてAさんに「怒り」という感情を抱きました。しかし何事もなかったかのようにAさんからラインが来て、さっきまで怒っていたのがどうでもよくなりました。そして二学期といえば修学旅行でした。私の学校は京都に行きました。私は、Aさんと違う班で行動してました。しかし奇跡的にAさんと仲良くできた場面が3つあります。一つは清水寺の長い階段を降りるときです。その時は平日なので人も多く、列が乱れ並べる状況ではありませんでした。その時Aさんが偶然私の横にいたのでAさんが「階段降りるのが怖い。」というので私が「それなら俺の服掴んでいいよ。」と言って、一緒に降りました。2つ目は清水坂で買い物をしたとき、買い物をするときは班で自由行動でした。そのときにAさんがいる班と何回も会い、Aさんと会うたびにハイタッチをしてました。3つめは学校についてからです。Aさんがヘトヘトで疲れていて、急に私の服の袖を掴み、その時は、暗かったので周りの人からしてみれば手を繋いでるように見えたかもしれません。そうして修学旅行も終わり、何事もなかったかのように二学期も終わりました。しかし三学期、この最後の学期が小学生人生最悪の学期になることはまだ私は知るよしもなかった。