＿＿＿共愛

🐰「すず👑様！」

✈「ありがとうございます！！」

シチュ：今日、どうしても学校を休めない翔也。でも碧海にずっとくっついて甘えていたいから、、

🐰・✈「それではどうぞ！！」

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朝。碧海は支度をしながら、後ろにぴったりくっつく翔也を

何度も引きはがそうとしていた。

でも翔也は、服の裾を摘んだり、背中に抱きついたり、手を握ったり、しがみついたり。

とにかく離れない。

✈「翔也、ほんとに今日無理なん？学校行かなくていいん？」

🐰「…行きたくない。碧海といたい」

背中にほわっと額を押し付けながら、甘える声。

✈「でも今日はどうしても休めないんやろ？」

🐰「……やだ。休む」

✈「だめ。翔也」

翔也はぎゅっと碧海を抱きしめて首元に顔をうずめた。

🐰「行きたくない……碧海とずっと一緒がいい！」

碧海はその髪を撫でながら、小さく息をついた。確かに可愛い。

けど、行かなきゃいけないのも分かってる。

✈「……じゃあ、条件」

翔也はぴくっと顔を上げた。

🐰「条件？」

✈「今日、ちゃんと頑張って学校行ったら、帰ってきてからはずっとくっついてていいよ」

翔也の目が一気に潤んで、期待に光った。

🐰「……ほんとに？」

✈「うん。寝るまで全部くっついてていい。どこにも行かない」

🐰「トイレは？」

✈「トイレ！？ ……まぁ、近くにいていいよ」

🐰「お風呂は？」

✈「……入ってる間だけ待ってて」

🐰「やだ」

✈「じゃあ……一緒に入る？」

翔也は一瞬固まり、それから顔を真っ赤にして碧海の腰に抱きついた。

🐰「頑張る」

碧海は少し笑って、翔也の頭をそっと撫でる。

✈「よし。えらいな」

🐰「碧海が約束してくれたら僕、何でもできる、、かも」

✈「じゃあ着替えて。送っていくわ」

🐰「……くっつきながら着替えたい」

✈「無理やで！？！？」

それでも翔也はなかなか離れず、袖を引っ張りながら準備をして、

碧海の腰に手を回したまま靴を履こうとして怒られたり、玄関で抱きついて動かなかったり。

✈「翔也、遅刻するよ」

🐰「うぅ…行きたくない」

碧海は翔也の頬に手を添え、小さくキスした。

✈「帰ってきたら、いっぱいぎゅーしてあげるから。ね？」

🐰「…碧海のぎゅー待つ……」

しぶしぶと小さく頷き、翔也はようやく玄関を出た。

✈「行ってらっしゃい」

翔也は振り返って、子どもみたいに腕を広げる。

🐰「……ぎゅーしてから行きたい」

✈「はいはい……もう……」

碧海が抱きしめると、翔也は嬉しそうに目を細めた。そして、名残惜しそうに腕を離す。

🐰「帰ってきたら……ずっと一緒だからね？」

✈「うん。約束」

🐰「約束したからね？ 本当だからね？」

✈「しつこいなぁ……可愛いけど」

翔也は顔を真っ赤にして、ようやく学校へ向かっていった。

その背中は、何度も何度も碧海の方を振り返っていた。

END

これでゆめゆめ様とすず👑様のリクエスト終了いたしました！！

残りのリクエストも書きますのでぜひ見てってください！！(・∀・)