ちょっと続き書いてはいたんですが、ハロウィンが昨日だったので、ハロウィンネタを先に書いておこうと思います、!
nmnm
この表記に見覚えのない方、地雷さんは🔙ど~ぞ、!
side桃
「ん…朝か」
最近肌寒くなったのもあり、うっかり寝過ごしそうになる。
「まろ〜、朝〜」
特にそれはまろの方が強く、全然起きてくれない。
「ん…寒い」
布団を軽くめくったら戻された。
まろの場合、起きれない訳ではない。
起きているのに布団から出ようとしないからタチが悪い。
「起きな〜、今日出社でしょ〜?」
「ん……起きるか…ないこた〜ん…」
そう言って腕を伸ばしてきた。
「はいはい、引っ張ったげるから」
伸ばしてきた腕を引っ張る。
まろも本気で起きたくない訳では無いので意外と手を貸したらほぼ自分で起き上がる。
まあ、普通に考えて俺の身長で180cmのやつを持ち上げるほどの身長も体重もないしな。
「……じゃ、行ってくる」
「ん、行ってらっしゃ〜い」
そう言ってまろが会社へ行く。
俺はと言うとなぜか部長にリモートでいいと言われたので急遽家での仕事となった。
家にいても特にすることもないんだよな〜。
…午後4時頃。
なんか荷物が届きました。
え、なにこれ。
何一つ心当たりがない。
送り主がなぜかりうらの住所だし。
嫌な予感しかしない。
…一旦りうらに連絡するか。
〜電話中〜
「りうら〜」
『やほ〜、急になに〜?』
「いや、急に何〜?じゃなくてですね」
『別に心当たりなんか……あ、あれか? 』
「多分あれっすね、今日なんか届いたんすけど」
『え、まだ開けてないの?』
「怖くて開けられるかぁ!w」
『えぇ〜そんな変なもんじゃないし〜』
「りうらが言うとこんなに信憑性ないんだ… 」
『なんか変なとこで感動しなくていいから!w』
『ま、とにかく開けてみな?じゃ〜ね〜』
「え、ちょっ、まだ話は終わっt…」
…切られたし。
……1回開けるか…。
まじで怖い。
ま、変なもんだったらまろにはりうらのせいって言っときゃいいし…開けるか……。
〜開封後〜
…なにこれ。
開けたらすぐ目に入った布。
多分洋服的な。
それだったら別にいい。
でも…なんか明らかに付け刃らしきものとかステッキっぽいものとか入ってる。
これで何となく察した。
全然意識してなかったけど日付をみたらビンゴ。
今日そういやハロウィンだわ。
多分仮装道具的なものなんだろう。
…何が入ってるかによるけどな。
付け刃とステッキは多分ドラキュラとかそのへん。
…問題は…。
この手錠。
なにこれ((⇐震
とりあえず一旦全部出す。
ドラキュラらしき衣装。
それに交じってやっぱりあった。
ミニスカのポリス。
あと看護師風のもあった。
…まあこれは多分まろが嫌だろうからりうらに送り返すとして(←
……どうしようかな、これ。
着てみるか…?一旦。
正味おもろそうと思ってる自分がいるのも事実ではあるし(
side青
なぜか今日仕事が早く終わった…というか部長からいつもより少なめの量を渡された。
11月のボーナスに向けて色んな人が働いてる中これでいいのか、とは思ったが特に金が欲しい訳でもないためありがたく帰らせてもらった。
は〜ないこに会いたい(
そう言って帰路を歩いていた時。
ふと目に入ったハッピーハロウィンの文字。
そういえば今日だったか、と思い出す。
幼少期から特にイベント事を体験することもあまりなかったためか、こういうものには疎い。
ま、今年も特に意識もせずに通り過ぎていくんだな〜、とふと悲しみ、とも違う謎の感情が湧き上がってきた。
なんか胸が空っぽになる感じ。
でもまあそれでもいいか、と思う。
盛り上がらないといけないものでもないしな。
そう思いながら帰宅への道を進んでいく。
「ただいまぁ〜」
そう言いながら靴を脱ぐ。
「あ、おかえり」
いつも通りないこがお出迎えしにきた。
「つかれたぁ…」
「お疲れ様〜」
「ん……?なんこれ」
リビングに着いた時。
黒いマントが視界に入った。
見覚えなんてもちろんあるはずもない。
「あ〜それ、なんかりうらからハロウィンだからって送られてきたんよね」
よく見るとご丁寧に付け刃なども用意されている。
「どうせなら着てみたら?」
「えぇ〜、」
「とか言ってこういうの好きやん、ないこ」
図星だったのか、「そうだけどさ〜」と口をとがらせた。
「ええやん、こういう日にしか出来へんし」
そう言ってほぼ無理やりないこを着替えさせることにした。
side桃
帰ってくるなりドラキュラの仮装服を見つけたまろに半強制的に着させられることになった。
…まあいいけどさ。
にしても着づらいなこれ。
どうなってんだろ…。
付け刃とかこれどうやってつけるん?
ジッパーに入った付け刃を取り出すと、ジッパーの中に紙が1枚入っていることに気がついた。
明らかにりうらの筆跡で
『この付け刃スクランパーだから頑張ってね〜、確かないくんそこ空いてたよね?』
と書かれている。
空いてはいるけど結構前に開けたものだからほぼ塞がっている。
無理やり付けたら少し血が出た。
まあいっか、ドラキュラだし((
てかこれ普通に唇に当たって違和感あるんだよな…。
だから空けて1回くらいつけてからスクランパーやらんくなったし。
「まだ〜?」
廊下からまろの声が聞こえた。
途中着方がよく分からない箇所もあったけどまあいいか。
そう思いながらドアを開けた。
side青
ないこが着替え始めて約20分。
結構経ったので呼んでみるとものの数分で出てきた。
「どう…?」
「えかっこよ、」
かっこいいとかわいいしか脳内に反映されず一瞬バグりそうになった。
「てかこれスクランパー?」
「あ〜うん、前空けてたんだよね、今ほぼ塞がってたんだけど」
そう言うないこを見ると確かに無理やり開けたのか血がついていた。
「痛そっ…大丈夫なん?それは」
そう聞くと
「あ〜うん、まあ大丈夫、耳の軟骨部分とかより全然マシ」
そう答えるから、一体ないこがどれだけピアス穴あるのか不思議になった。
「あ、てかマントでかない?」
「えわかる、やっぱこれでかいよね?」
そう言うないこの背中に着いているマントはゆうに190cmを超えそうな長さがあった。
「あ、てか忘れてた、ハッピーハロウィン〜!アンドトリックオアトリート〜!」
「wwでも俺、お菓子とかないで?w」
「いいよ、別に、言いたかっただけだしw」
「あ、そうなん?でもまあ何も無いのはあれだし」
そう言いながらそっとないこの方に屈む。
数秒の間の後に顔を上げると真っ赤な顔をしたないこと目が合う。
「不意打ちずるじゃん…⸝⸝」
そう言いながら顔を真っ赤にするないこが可愛くて、初めてハロウィンをいいものだと思えた。
〜あとがき〜
なんとかハロウィンの次の日までには出せてほっとしてます……!
遅れてごめんなさい、!
1日遅れてしまったけど、体調を崩しやすいこの季節、!
体調管理しっかりしてください、!
かくいう私もちょっと風邪っぽいのですが……笑
それでは、!
あ、あともしかしたら気が向けばこの話の続きとしてミニスカポリスVer.のないくん出すかもです、!
♡500いけば…?
とはいえなんか書くの下手になっちゃってて…👉👈
ごめんなさい、!
次回はもう少し高いクオリティになるよう頑張ります、!
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