太宰side太「昨日は楽しかったね!中也!!」
中「俺たちは疲れたよ。」
僕達は昨日の放課後クラスメイトと帰って居た。色々と質問されたが、僕達の正体については話していない。探られたりしたが、上手く誤魔化したりしていた。そして、僕が自殺しようとすると、皆んなが止めようとして来た。其れを何回か繰り返していて、別れる頃には皆んなヘトヘトになっていた。僕は自殺ができなくて不機嫌だった。
太「なんで、僕の自殺を止めるのさ。」
中「死ねば佳いとは思ってるが、死なれちゃ困るからな。と云うか早く準備しろ遅れるぞ。」
今は7時30分。僕達は此の任務のために學校まで20分程の距離にあるマンションに2人で住んでいる。勿論ポートマフィアの傘下のマンションだ。僕は眠いが學校の支度をする。
中「太宰。食器出せ。洗う。」
太「はーい。」
僕は着替え終わって、中也に話しかける。
太「中也。僕ね、昨日此処にある時計全部30分遅れさせたんだ。」ニコニコ
すると中也は僕の服の襟を掴んでドアノブに手を掛ける。そして、声を荒げる。
中「其れを早く言え!!」
時計を見ると7時40分。30分遅れているので、今は8時10分。遅刻だ。
太「中也〜。僕は君みたいにゴリラじゃないから、走りたく無いんだけどおぶってくれない?」
中「はぁ。今日だけだからな。もやし野郎。亦やったら無理矢理にでも走らせるからな。」
太「ちぇ。分かったよ。」
僕がそう云うと、中也は僕をヒョイと持ち上げ走る。楽だ〜。中也は便利だなぁ。遅刻は確定なんだけどね。
to be continued
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