コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「安藤(あんどう)空太(くうた)くんで、間違いないですよね!?」
ビシッと決めたタイトスカートのスーツ姿をした20代の女性が見てくる。
身長は145cmくらいだろうか。
見てくるというよりも、見上げてくるという表現が正しい。
制服を着させれば、高校生どころか中学生でも通ってしまいそうな童顔でもある。
「ええと、どこかでお会いしたことありましたっけ?」
空太は1歩さがって警戒しながら、たずねる。
「いえ、ありません。私、こういう者です!!」
胸の内ポケットから名刺をスッと取り出して、サッと差し出してくる。
そこには、 透子(とおこ)が所属しているモデル事務所の名前が記載されていた。
「碓井(うすい)雫(しずく)」
「はいっ、そうです! 透子ちゃんについて、少々お聞きしたいことがあるので、お時間をいただけませんでしょうか!」
碓井さんは、真っ直ぐな瞳で見上げてくる**************************
******
********
*****************************
******
*************
**************
************************