テラーノベル

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テラーノベル(Teller Novel)

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今回最終回!!

楽しんでください!どうぞ!!












































〈❤️side〉

あの日以来、俺たちはより仲良くなった。

学校でも毎日話すし帰る、休日も暇があれば遊んだりするような仲。まるで小さい頃を思い出すようでとても楽しい毎日だ。

「紫苑 涙」はこれから「紫 いるま」として第2の人生を歩むことにしたらしい。過去のことを忘れて、今を精一杯…また失わないうちに楽しみたいそうだ。まぁこいつが考えたことは俺は否定しないからな。いいんじゃねぇの?

今いるまは俺達以外にも生徒会メンバーとも仲良くなったからな。前よりも充実してる。


ピーンポーン………

💚「はーい!!テクテクテクテク」

❤️「………まじでこいつどんだけ来るんだよ」

💜「…テクテクテクテク、お邪魔しまーす」

❤️「お前学校終わりに毎回家来んのなんなんw」

💜「別にいいだろ、俺まだこの家の物色終わってねぇからな?少なくともなつの部屋を物色するまではこれは終わらねぇーぞ?」

❤️「お前……泊まりも多いだろ?」

💜「迷惑か?」

❤️「迷惑というか………すちが大変にそうなんだよ!」

💚「別に俺は2人といれるの嬉しいから全然大丈夫だよ!!いるまちゃんの分増えるぐらいなら余裕だからさ!!ニコ」

💜「うぉお……この澄ました笑顔流石だわ。」

❤️「流石はすちだな✨✨」

💜「何でなつがドヤ顔してんだ?」

💚「あはは……あ!そうだ!!今から俺何か作るけど……リクエストある?」

『チャーハン』

💚「w…分かった、ちょっとまっててねw」

💜「……すっちーのご飯って絶品だよな」

❤️「店屋の料理みたいだもんな……味も匂いも盛り付けも」

💜「俺も料理しよっかな」

❤️「いるまの料理食ったことねぇな」

💜「…キッチン前いつやったか分からんけどやってみるかぁ」

❤️「俺らの家で料理だけはやめてくれよ?」

💜「分かってるって…」

❤️「……………なぁ……いるま?」

💜「ん?何だ……?」

❤️「気になったことがあるんだ」

💜「おん……」

❤️「……いるまはすちのことが好きだったんだろ?」

💜「……そうだな、だから奪おうとしたんだ。」

❤️「…次は涙に問う……今のお前は俺達と過ごしているが、涙は…俺のことが憎くないのかよ」

💜「………」

❤️「俺も涙も、どっちもすちのことが好きだった。そして、俺が親友だったお前を押しのけて……すちを取ったんだ。……お前にとってモヤモヤが残る方法で、理不尽な方法で」

💜「………憎いって言ったらどうするんだよ」

❤️「…何で今俺と楽しく過ごしてるのかの理由を聞く」

💜「w……何で気まずい方にいかせるんだよ」

❤️「…気になるじゃん」

💜「はいはい……」


💜「まぁ………モヤモヤはするな」

❤️「………」

💜「俺だって本気で狙ってたさ…すちのことが忘れられなくて……そのために生きてたと言っても過言ではないし」

❤️「……そうだな」

💜「…なつとすちが付き合ってたのは最初はとても許せなかったよ。だから俺は外道な方法をお前にしたんだ……それほどすちを引き剥がしたかったさ」

❤️「…………うん」

💜「………でも、お前のことを憎いとは微塵も思わない」

❤️「!……何でだ?」

💜「…屋上で俺が揺さぶりをかけても、なつのことを落としても、すちは俺に振り向かなかった」

❤️「……!」

💜「そこで俺は知ったんだよすちの本気の気持ちを。………なつに対する愛を、さ。」

❤️「……」

💜「例え俺が植物状態にならず、なつみたいに側にいたとしてもこの結果は変わらない。そう痛感させられる……」

❤️「……涙」

💜「……今考えたら本当にダッセェな、こんな外道な方法で挑んでも負けたなんてさ………でもだからこそ見切りをつけられたのかもな。………なぁなつ?」

❤️「…どうした」

💜「これはお前の力なんだ。俺を押しのけて、周りのやつも押しのけて、自力で惚れさせた…自力で勝ち取ったやつを憎む理由なんてない。心の底から言うよ、おめでとう」

❤️「!!……涙」

💜「その代わり……すちを不幸にすんなよ…って思ったけど、なつは言うまでもないな」

❤️「当たり前だろ。泣かせることも寂しい思いもさせねぇし」

💜「絶対に守れよ?約束だろ?」

❤️「……勿論。俺から仕掛けた約束だからな!!」

💜「はは!流石だわ」

💚「ちょっといい〜!!」

❤️「ん?どうしたー!タッタッタッタッ」

💚「ーーーでーー。」

❤️「ーーーー?」

💚「…ーーー?」

❤️「ーーー!!」

💚「ーー!」

❤️「ーーー…テクテクテクテク」

💜「何の話だ?」

❤️「どんなチャーハンがいい?って」

💜「何にした?」

❤️「すちのお好み♪でって」

💜「その言い方なんかムカつくな」

❤️「何でだよ!」

ピーンポーン………

❤️「あ……俺ちょっと行くわ」

💜「おけ…」

❤️「テクテクテクテクテクテク」

💜「……何だろう…嫌な予感がする」


🩵「おっじゃまっしまーす!!」

💜「やっぱお前らか」

🩷「いるまここ居すぎじゃね?昨日も来てたよな?w」

💜「何?お前らは俺がここに来るのが不満なのかって云うぐらい突っかかってくるじゃん」

🩷「それほどお前の居る頻度が異常なんだよ!」

💜「うるせぇならん!!」

🩷「俺達まだ合って1ヶ月くらいだよな?辛辣じゃね?」

❤️「いるまとの初対面は大体こうだぞ」

💛「……やっぱりなっちゃんに似てるよねいるまくんって」

💜「よく言われる」

🩵「確かに2人とも治安悪いし、キレやすいしねww」

💜「こさめ?」

🩵「ア…」

💜「てめぇ!好き放題言いやがってぇ!!」

🩵「やべぇやべぇwww」

🩷「こさめ人の家で暴れるなよ!!」

💛「らんらん相変わらずママやね……てかいい匂い…」

❤️「あー…すちがチャーハン作ってるからな」

『すち/すちくんのチャーハン!?』

🩷「あの美味いと評判の?」

🩵「えぇこさめ食べたい✨✨」

💛「すちくんの手料理食べたことないなぁ」

💚「誰か俺呼んだぁ〜??(めっちゃ遠くから)」

❤️「いや何もないよ〜!!」

🩵「楽しみだなぁ〜ワクワク」

🩷「すちのチャーハンですっチャー」

💜「つまんな」

🩷「酷くない!?」

💛「いや面白くないよ」

🩷「みことのが1番響くから!」


数時間後………

🩷「いやぁ……やっぱりなつたちの家楽しいな」

🩵「ね、気が楽だわぁ…生徒会も何もないし」

💛「また遊びに来て良いすちくん?」

💚「良いよ!おいでおいで!!」

💛「ありがとう!」

❤️「俺の許可は?」

💜「俺多分明日も行く」

❤️「泊まり?」

💜「いや」

❤️「おけ」

🩵「最低限の会話で草」

🩷「それじゃあな!」

💛「ばいばーい!!」

🩵「またねー!」

💜「んじゃ」

💚「うんばいばーい!」

『テクテクテクテク』

❤️「はぁ………騒がしいな」

💚「そうだね…俺も疲れたよ」

❤️「ん゙ん゙ーー!(背伸び)…ふぅ、すち疲れたなら俺がやるけど」

💚「んん、大丈夫!!疲れたけど元気だから」

❤️「そっか……」

💚「…どうしたのひまちゃん?」

❤️「……チュ」

💚「!?////」

❤️「……w…やっぱり不意打ちのその顔可愛いな」

💚「むぅ……ひまちゃんの馬鹿!プイ」

❤️「あはは!!ごめんって!w」

💚「………でも…」

❤️「………?」

💚「………そんなひまちゃんも…好きだけど!!///」

❤️「!……//」

💚「…照れた」

❤️「………うるせ」

💚「www」

❤️「……はは」


これからも…すちはずっと俺の横で笑顔になってくれるのかな。


〈💚side〉

数年後……俺たち6人は歌い手界隈へと羽ばたいた。

初心者な俺たちは1つ1つが難しくて思い悩む日々だったけど、皆で力を合わせて最速で伸びていった。

勿論俺だって全てが良かったわけじゃなくて辛いことだっていくつもあった。

身体的にも、精神的にも…たくさんの苦労と困難とトラブルがね。……辞めたくなることだってあったよ。

でも…………


💚「ひまちゃんここのデザインさ」

❤️「あー……俺は〜……カキカキカキカキ、カキカキカキカキカキカキカキカキ…こういう感じ?どうかな?」

💚「うん!いいと思う!!…あ!でも…カキカキカキカキ…こうはどう?」

❤️「あーたしかに良いかもな!」

💚「じゃあ決まり!」

❤️「………な〜んか描いてると子供時代のお絵かき思い出すなぁ」

💚「確かに……懐かしいな」

❤️「………すち?」

💚「ん?」

❤️「…あのさ……久々に絵描き対決する?」

💚「!……いいね、ひまちゃん勝てるかな〜?」

❤️「俺負けず嫌いだから勝つまでやるぞ?」

💚「えぇ〜?それは大変だなぁ……まぁ俺普通に負けそうだけど」

❤️「そんな謙遜すんなって……本気だからな!?」

💚「勿論!負けないよ!!」

❤️「おっしゃーやるぞー!!」


『wwwwwwwww』


今のこの楽しい日常があるのなら…それを君と乗り越えてきて良かったなって思うよ。


現在大人な君は…小さい頃から君は何も変わらない。

たくさんの人からの人気がある君、寂しがりやな君、イタズラが大好きな君、ちょっとSっぽい君、俺のそばにずっっと居てくれる、寄り添ってくれる君。

そんな君と生涯一緒にいれる俺は本当に幸せものだよ。


💚「ひまちゃん!描けたよ!ハイ」

❤️「お?…どれどれ〜?………!!これ…て……俺?」

💚「……うん、俺はひまちゃんを描きたかった……それはひまちゃんに俺の思いを改めて伝えたかったから」

❤️「……すち」

💚「ひまちゃん!」


心の底から愛してるよ!!













_Fin_










はいお疲れさまでした!!!

いや〜終わった〜!!長いようで短かった物語!🎼シリーズものは初めてだったから上手くできるか心配だったけど無事終って良かった〜!

そして!ここまで続けれたのは皆様が見てくれたから、コメントしてくれたから、いいねしてくれたからでございます。

主自体がまだまだ初心者なので主の作品はガバい部分や誤字脱字、投稿期間のズレなど「ん?」と思うものも多かったと思います。それでも皆様本当に最後まで見てくださりありがとうございました!

それじゃあちょっと今回のストーリーについてあとがき残しますか!

見なくていいよの方は全力で下スクロールどうぞ!!


【あとがき】

今回主のにとっての初ノベルなこともあって、「」での会話を入れてみたけど分かりやすいけどむずいねこれ……。

今回実は💚❤️💜が最終的に活躍できるようにしようって先に思いついて学パロ作ったけど、最初は💚(推し)とあと1人どっちをメインにしようかめっちゃ迷った💦

けど…どっかで書いたと思うけど主の癖「彼女の前だけデレデレになる彼氏」を想像したら❤️のほうがぶっ刺さったので選びました。最低ね主。

けど思ったよりも学パロの日常を書くのが捗り💜のメインが遅れたという…ごめんな。

💚❤️はメインだから毎回出るの確定してたけど🩷🩵💛💜は思ってたより出せなかったからそれは反省です。

話の流れ的に「なつすちのCP完成」→「なつすちの日常&愉快な仲間たち」→「トラブル多発」→「すちが精神的にも「ウグッ」てなってるときに「紫苑 涙」登場」→「なつるい対決&すち考え中」→「過去編」→「涙を助ける」→「なつすちend」ですね。まとめると。

そして、ここのオリキャラであってオリキャラじゃない「紫苑 涙」

この名前の由来は紫苑……花言葉は「あなたを忘れない」「追憶」という意味で、紫苑 涙の記憶を思い出し、過去について思う。という過去の事と

涙…涙(なみだ)は喜怒哀楽どの感情にも当たる。だから例え怒りで涙を零してもその涙は嬉しさに変わることもできる。という涙の思いの移り変わりの意味を込めて名付けました。

実際この名前は過去編に合ってたと思うから良かった。

結局💜は💚には選ばれなかったけど、それ以上のものを手に入れるという1番ハッピーな方向で終われて良かった。正直自分で書いててこの子不憫だなと思ってたから……ハッピーで良かった。

……ぐらいですかね。約1000字!少ないのか多いのか分からん!!

それじゃあ……この作品のガチラストの〆!!


おつ(о´∀`о)ー!!!

本当にありがとうございましたー!!

人気者な君の横に居ていいですか?(完)

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