テラーノベル
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口調注意。誤字注意。キャラ崩壊
文化祭ライブが終わったあと。
校舎の外は、すっかり夜になっていた。
屋台の灯りが並び、遠くから楽しそうな声が聞こえてくる。
後夜祭まで少し時間が空き、軽音部のメンバーはみんな自由行動になっていた。
「お疲れさま、のの!」
こまがスポーツドリンクを差し出す。
「……ありがとうございます」
受け取ったののは、少しだけ微笑んだ。
ライブが終わった安心感で、いつもより表情が柔らかい。
「いやー、めちゃくちゃ盛り上がったな!」
「……はい。夢みたいでした」
「のの、途中めっちゃ楽しそうに弾いてた」
「っ……見てたんですか」
「そりゃ見るだろ。彼女だし」
さらっと言われて、ののはまた赤くなる。
最近、こまはこういうことを自然に言うようになっていた。
そのたびに、ののの心臓は大変だった。
☆
「ねえ、後夜祭行こ!」
こまが手を差し出す。
ののは少し迷ったあと、そっとその手を取った。
校庭では、キャンプファイヤーの準備が進んでいた。
オレンジ色の火が夜空を照らしている。
音楽が流れ、生徒たちが楽しそうに踊っていた。
「青春って感じだなー!」
「……こまくん、こういうの好きそうです」
「好き! でも」
こまは繋いだ手を少し握り直す。
「今年は、ののと一緒だからもっと楽しい」
その言葉に、ののは俯きながら小さく笑った。
☆
しばらく歩いていると、突然アナウンスが流れる。
『これより、後夜祭イベント“ペアダンス”を開始しまーす!』
周囲が一気に盛り上がる。
「うお、ペアダンス!?」
「恋人イベントきたー!」
騒ぐ生徒たちの中で、ののは固まった。
「……」
「……のの?」
「む、無理です」
「即答!?」
ののは顔を真っ赤にして首を振る。
「だって、人前で踊るなんて……!」
「えー、でもせっかくだし!」
こまは少し考えたあと、優しく笑った。
「じゃあ、端っこでちょっとだけ」
「……ちょっとだけ?」
「うん。嫌だったらすぐやめる」
その言い方がずるい。
ののは少し迷ってから、小さく頷いた。
☆
キャンプファイヤーの火が揺れる中。
こまは、そっとののの手を引いた。
「……!」
近い。
思っていた以上に近い。
ののの顔は真っ赤だった。
「か、顔見ないでください……」
「無理。かわいい」
「〜〜っ!」
こまは楽しそうに笑う。
でも、握る手はとても優しかった。
ゆっくり音楽に合わせて揺れる。
不器用なステップ。
それでも二人は、少しずつ呼吸を合わせていった。
すると突然。
「おーい! こまー!」
軽音部の男子たちがニヤニヤしながら叫ぶ。
「彼女泣かすなよー!」
「リア充爆発しろー!」
「写真撮るぞー!」
「やめろって!?」
こまが慌てる横で、ののは恥ずかしさの限界だった。
けれど。
逃げようとした瞬間、こまがそっと耳元で言う。
「……のの」
「?」
「今だけは、俺のことだけ見て」
その声があまりにも優しくて。
ののの胸が、ぎゅっと熱くなる。
「……はい」
小さく返事をしたののは、勇気を出してこまの肩にそっと額を預けた。
その瞬間。
周囲から「うわぁぁぁ!!」と歓声が上がる。
「のの先輩が甘えてる!?」
「世界終わる!?」
「尊すぎる!!」
ののは羞恥で倒れそうだったが、こまは嬉しそうに笑っていた。
燃えるキャンプファイヤーの光の中。
幼なじみだった二人の距離は、もう誰が見ても恋人そのものだった。
コメント
5件
もう尊死するわ…
え〜〜!!第5話、もう尊すぎてしんだかと思った!!💀💕 文化祭ライブのあとのこまとからの距離感がたまらんのよ…「彼女だし」って自然に言えるのずるすぎるでしょ😭💘ペアダンスで「俺のことだけ見て」って耳元で囁くこまくん、反則級にエモい。ののが肩に額預けるとこ、もう完全に恋人じゃん!周りの歓声にも共感しかないわ笑 青春って最高だな〜〜次の話も待ちきれないぞ!!✨🔥
#ミリプロ
逆叉
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