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キョウヤside

今日も元気に朝起きて下でご飯を食べる。


デウロ「あ、そう言えばテオさんって許嫁が居るらしいよ?」

キョウヤ「……は?」

デウロ「実は昨日女性に言い寄られてるテオさんが居て…、助けようか迷ったけど女の人が凄い形相で迫ってたから怖くてさ……。そしたらテオさん許嫁が居るから、一筋だから辞めてくれって拒否してたんだよね……、女の人はショックだったのか諦めたっぽいけど…多分またテオさんに逢いに……、あれ?キョウヤは?」

ピュール「許嫁って言われた瞬間出て行きましたよ……、というかそれ話しちゃダメでしょ……。」

デウロ「……あ、アタシやった??」

ピュール「やらかしまくりです、俺は知りませんからね。」



テオside


テオ『グリ〜珈琲、いつもの頼む。』

グリ「おや、今日はお疲れなんですね?珍しい。」

テオ『ちょっと面倒事……。女って怖い…。』

グリーズ「アタシに言ってんのか?」

テオ『違う違う、グリーズのがめっちゃ可愛く思えるよ。』

グリ「妹を誑かすの辞めてもらっても??」

テオ『そうじゃないって!実は最近助けた女性がいたんだけど、その人すんげぇ執着して来てさ……ストーカー?って言うのかな、しかも付き合ってくれなきゃ死ぬ、とか言ってきて……、もうどうしたらいいか……。』

グリーズ「うわっ、そんなヤツ本当にいんだな……。」

グリ「貴方がそうやって人助けするから…と言いたい所ですが、助けて貰って有難いのもあります…。その件はキョウヤ君やカラスバさんには話されました?」

テオ『いや、話してない。話したら面倒になりそうだし……、何よりその女性が大変そう…。』

グリーズ「はー!こんな時までその女の事気にするのかよ…。」

テオ『うーん、分からない。俺の想い人はあの子だけだし、それ以外と添い遂げるつもりも無い……。』

グリ「失礼を分かってて聞きますけど……その方は今どこに?」


テオ『……亡くなったよ…、随分前に…。』

グリ「すみません……。」

テオ『良いんだ、俺だって未だに前を向けずに居る。左手の指輪に縋っては何時かまた逢えるんじゃないかって……ははっ、叶わぬ願いなのにな……。雰囲気悪くしたな、ごめん。俺帰るよ。』


ゆっくり離れようとすると

グリーズ「…なぁ、テオが思ってるよりその想い人は弱くないと思うぞ、きっとテオのこれからを望んでると思う、過去に縛られて、想い人が苦しんだらお前も辛いだろッ!」

グリ「ちょっ!グリーズッ!!」

グリ「何だよッ!普通はそうだろッ!相手には幸せになって欲しいのが普通だッ!!勿論思ってくれるのは有難いハズだ、でも今はお前の人生だろッ!そんなナヨナヨしてたら彼女に申し訳ねぇだろッ!!!」


グリーズの言う通りだ。

散々逃げていた。彼女が亡くなったのを受け止めれなくて……。色んな事から逃げていたんだ。

前に進まなきゃ行けないのに……、彼女との思い出が蘇って……怖くて…。

忘れたくなくて……。

俺だけ幸せになりたくない……。


テオ『……そうだね。ごめん。』


グリside

グリ「……今のは言い過ぎだと思うぞ。」

グリーズは不機嫌になりながらも

グリーズ「…だって、普通は生きてる人間に幸せになって欲しいだろ…。自分を忘れて相手に幸せになって欲しいハズだ……、なのにアイツは…アイツ一生前向けないぞ。彼女の事忘れなくとも今を生きて欲しいんだよアタシは。」

グリ「……確かに、そうだな……俺もあの人には幸せに生きて欲しい。」


テオside

アレからふらふらと行き場も無く適当に歩いて気が付けぱワイルドゾーンに入っていた。

オヤブンが俺を見て戦闘体型に入っている。

でも、俺はどうでも良かった。想い人の事で頭がいっぱいで、何なら…この場で死んで愛してる人に逢いに逝こうとも思った。

オヤブンは真っ直ぐ俺に突っ込んでくる。


あぁ、やっと貴女と一緒になれる……。


衝撃が無い??

目を開けると

キョウヤ「ほんっとうにおバカさんですねッ!あんだけ貴方のこと慕ってたのにッ!バカなんですかッ!!?」

テオ『…何で?』

キョウヤ「好きな人がッ!!テオさんの好きな人が亡くなったの聞きましたッ、でも貴方はまだ生きてるッ!だから生きてッ!ちゃんと生きていかなきゃいけないッ!!テオさんは逃げてるだけだッ!もしテオさんが先に亡くなったらその想い人にも死ねって言うんですかッ!!?違いますよねッ!!生きてッ生きて生きてッ!ちゃんと生き続けて欲しいハズですッ!!」


キョウヤがオヤブンを鎮めて……。

ゆっくり俺の前にしゃがんで……。

キョウヤ「テオさん、貴方の彼女の想いは分かってます。でも貴方まで居なくなったら…俺達が悲しいです。彼女の為にも長く生きてください。そうして、綺麗な景色や、美味しかったご飯を彼女に伝えてあげてください。」


何故だろう。

悲しいはずなのに……ッ、心が暖まる。

俺が生きてていいのか…?

手袋を外し左薬指にあるリングをソッと撫でて……。

テオ『……本当に生きていいのかなぁッ!』

グズグズと泣くテオさんを見てギュッと抱き締める。

キョウヤ「ココにテオさんを虐める人なんていないよ。大丈夫。俺らが守ってあげるし安心して寝ていいよ?」


キョウヤside


テオさんの事は絶対守る。

例え報われなくても良い、いつか、貴方と過ごせるならそれで良いです。



大好きを伝えられなくても……。


愛してるは伝えさせて下さい。


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