理人の自己紹介から始まり、順番に1人ずつ一言挨拶を行う雰囲気になっていった。
理人の笑顔がなぜか少し気になっていた私は皆の挨拶があまり耳に残らずボーッとしていた。
いつの間にか私の順番になっていることに気づき、話す内容が決まっていなかった私はとりあえずの挨拶をした。
七桜「初めまして、外来から来ました。大井七桜といいます。新しい部署で緊張していますが皆さんと楽しく仕事が出来たらと思っておりますのでよろしくお願いします。 」
私が話し終わったあとすぐに理人がよろしくと笑顔で拍手をしてくれていた。
他の子にも拍手をしていて、周りの子も私に対して拍手をしているのは聞こえていたがなぜか理人からの拍手が1番大きく聞こえて嬉しかったのを覚えている。
この気持ちが後に好きを自覚させることになるなんて今は思ってもいない・・・
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