テラーノベル
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付き合うことになった。
あれだけ夢みていたはずなのに、現実は想像と少し違った。
デートをしても、手は繋げない。
隣を歩くだけでお互い照れてしまう。
「手、繋ぐ?」
そんな一言すら言えない。
せいぜい別れ際にハグをするくらい。
それだけで心臓が壊れそうになる。
恋人というより、小学生の頃の続きをしているような気分だった。
あの頃、止まった時間がそのまま動き出したみたいに。
ぎこちなくて。
不器用で。
でも、その初々しささえ愛おしかった。
周りから見たら、付き合いたてには見えなかったかもしれない。
でも私たちにとっては、それが精一杯だった。
東 桃子
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桜咲かな
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コメント
1件
イツカさん、こんにちは!みぅです🤍🥀 第15話、読みました…。 ああ、もう、胸がきゅってなりますね。付き合えたのに、手すら繋げない距離感。小学生の続きみたいだって表現、すごく刺さりました。周りからは恋人に見えないかもしれないけど、それが二人の精一杯なんですよね…。ぎこちないけど、その不器用さが逆に愛おしくて。この「止まった時間が動き出した」感覚、すごくわかります。続きがすごく気になります!