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一話の注意を読んでから先を進んでください。
今回ずっとshp視点です。
時は少しさかのぼる
視点shp
おかしい
いくら進んでも暗闇が続いていだけでciの気配を一向に感じない。
それにしても暗すぎる、懐中電灯持ってくればよかったな。
ut「どこ見ても暗闇ばっかで方向感覚失いそうだわ、これ」
shp「そうっすね」
正直既に俺は方向感覚を失っている。自分がどこに向かって歩いているかすら分からない。
ん?前に誰かいる?
shp「ci?」
呼びかけてみるが返事は返ってこない。ciではない別の誰かなのか?
警戒しながら少し近づいてみるとやはりciの後ろ姿だった。
ホッとした俺はciに駆け寄って腕をつかんだ。後ろで大先生が何か言ってたけどよく聞こえなかった。
shp「ci帰ろう、みんな心配してたで?」
ci「、、、、、そんなわけないじゃん」
すると、後ろから腕をつかまれた。
ut「おいshp!お前なんしとんねん」
shp「えっ、なにってciと話し、、て、、」
目の前にciはいなかった。
shp「あれ、今、目の前にciがいたんですけど」
ut「ci?ciなんておらんかったで」
え、でも今確かにciの腕、掴でたんだけど。
ut「いやぁびっくりしたわ、お前急に走り出すんだもん」
shp「すんません」
幻覚でも見たんかな?俺疲れてるのかも。
ci「みんな俺と同じ思いをすればいいのに」
今度は、はっきり聞こえた。間違いなくciの声だ。
その瞬間ものすごい眠気に襲われその場に倒れこんだ。大先生も同じようで、その場に倒れこんで寝てしまった。
眠気に逆らおうとしたけれどもう体が動きそうにない。
俺はそのまま目を閉じた。
ここは?
目を覚ますとボロボロの服を着ていて体中痛くて動けない。
目の前に大柄な男が立っていた。目線がだいぶ低く相当見上げないと男の顔は見えなかった。
なんだこいつ、バカでかいな。
、、、、、、いや、、俺が低いのか。
どうやら俺は今、子供のようだ。
ci父「オラァ立てガキ。お前にもう用はない、さっさと軍に売られて野垂れタヒんで来い。」
そういいながら男は痛む俺の腹をドカドカ蹴って腕を縄で縛りつけてきた。
なるほど、○待か。しかもこいつciの父親じゃないか?
「みんな俺と同じ思いをすればいいのに」
俺と同じ思い、、、つまり俺ciの過去を疑似体験してるのか!
ci父「もっと早く歩け!この、のろまが!!」
今の状況を頭の中で整理していると思いっきり蹴っ飛ばされた。
コイツ、、、さっきから実の息子(ci)になんて扱いしやがる。
この世界から出たら覚えとけよ。
なんて考えていたら。今度は目の前に数人の軍人が立っていた。
軍人A「こいつが例の能力を持つ子供で間違いないな?」
例の能力?ci何か能力を持っているのか?
ci父「あぁ」
軍人A「よし、こいつを連れていけ」
mob「はい!!」
ci(shp)「、、、、パ、、パパぁ」
え?、、、あ、そっかこれ、あくまでciの過去や、自由に動けるわけやないもんな。
ci父「あ?お前はもう俺の子供じゃねぇんだよ!!」
「おっ!ちょうどいいところにw見てみろ俺の新しい家族だ!」
「ありがとなぁ!金になってくれてwwこれで新しい家住めるわwww」
mob「おい!!はやくしろ!」
無理やり縄を引っ張られて歩かされる。
涙が出てきて地面になん滴か落ちる。痛覚や感情は俺も感じるから今はとてつもなく悲しい。
檻の中に入れられ、トラックに積まれ、ガタガタと体が揺れる中でci(俺)はまだ泣いていた。よっぽど悲しかったんだろう。
しばらくすると軍の基地であろう場所についた。ci(俺)は檻にから出され今度は牢屋に入れられた。
縄を乱暴にほどかれ手錠をつけられた。
軍人A「今日からお前の名前は302番だ。分かったか?」
ci「うぅッ、グスッ」
軍人A「分かったか?(圧)」
ci「は、、はいッ、、グスッ」
軍に連れてこられた日ci(俺)は、ずっと泣いていた。
俺はあんな奴すぐに忘れたいが、ciは違うんだろう。
たとえあいつにどんな扱いを受けてようとciにとっては大切な家族で血の繋がる唯一の人だったんだろう。
そんな人から裏切られて笑われて、挙句の果てに目の前で自分の知らない家族と幸せそうにしていたら誰だって悲しいよな。
こんな小さな子供が抱える過去じゃないだろ、こんなの。
、、、しかし悪夢はこれだけじゃなかった。
軍人A「出てこい302番」
牢屋から出てある実験室に連れてこられた。
軍人A「そこの台に寝っ転がれ」
言われた通り少し広い台寝っ転がると、ベルトのような縄で手首を縛られた。
横を見るとメスと瓶がいくつか並んであった。これ、絶対やばいやつやん。
すると、実験室の扉が開き白衣を着た大人が数人入ってきた。
軍人A「後は任せた。」
白衣A「了解した」
白衣を着た男が短く返事をしてci(俺)の方へやってきた。
白衣A「お前が心の能力者の生き残りだな」
心の能力者?なんだそれ。
不思議そうな顔をしていると男も首を傾げた。
白衣A「親から聞いていないのか?まぁいい、メスをくれ」
「我が国の復活のためだ、少し痛いが我慢してくれよ」
そこからはもう地獄だった。麻酔なしで体のいたる所をメスで切られた。
その日から毎日拷問のような実験が繰り返された。
ある日は爪をはぎ取られたり、ある日は歯を無理やり抜かれたり、ひどい日が続いた。
そしてある日、白衣の男が最悪な言葉を言い放った。
白衣A「今日は片目を貰う。片目をもらった後には義眼を埋め込んでやる」
「安心しろ、ちゃんと目として機能する義眼だからな」
え、いや噓だろ。片目を貰うってのもおかしいけど、これも麻酔なしでいくのか?
待て、相手子供だぞ?
白衣A「今日は結構痛いけど、我慢してねぇ~」
メスがだんだんci(俺)の左目に近づく。
ヤバイ。まじでやばい。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。
ci(俺)はあまりの痛さに失神した。
ci「んぅ、、あ、、れ、、」
起きたら誰かの腕の中だった。
ゆっくりと視線を上げると見覚えのある赤いマフラーがあった。
tn「お、起きたか?」
ci「だ、れ?」
tn「俺はtn。お前は?」
ci「302番」
tn「、、、、本当の名前はないのか?」
ci「、、、ci」
tn「そうか、お前ciっていうのか」
あたりを少し見回すと白衣の奴らが何人か倒れていた。
そういえば、x国と戦争し終わった後tnさんがciを見つけたんだったよな。
ci「、、、今日は、何の実験をするの?足?手?それとも、また目?」
tn「もう、、実験はしないよ」
ci「本当?もう痛いこと、しない?」
tn「しない。もう二度としないよ」
ci「よか、、、た」
疲れてたのかci(俺)はまた寝てしまった。
あぁ、やっと解放されr
zm「ヘイヘイヘイ 格下のカスのお通りで~~す」
sho「www雑魚は頑張っても雑魚なの~~無駄な努力乙www」
rb「はぁぁぁ あんさん、そんなん出来て当然やで??」
tn「ciすまんけど、もうちょっと頑張れん??」
ut「もうちょっとshp見習ってみたらどうなんww」
kn「ci、お前それでもほんとに先輩か?ww」
ht「それくらい自分でできるでしょ?」
os「また失敗したの?これで何回目?」
sn「そんなんじゃまた誰かに迷惑かけちゃうよ?」
shp「はぁぁぁciって本当バカだよな。」
rp「ホント馬鹿な先輩すっよ。こんなんが先輩とか反吐が出ますわww。」
は?え?何、、これ?なんでみんな、、俺までciを攻めとるん?
ci「ごめんshp俺馬鹿で」
ci?
ci「でも俺、俺なりに頑張ったんやで?みんなの役に立たかった。」
ま、待てci!!!
俺はお前のこと馬鹿なんて思ってない!!お前は十分に役立ってるよ!!
ci「でも役立たずな俺はここにいらない、、、」
ダメだ声が全然届いてない。どうしようこのままだとciが!!
ci「だから、、、バイバイshp」
ハッ!!!!
、、、、夢、だったのか?
shp「あれ、俺、確かciの部屋に入って、急に眠気が襲ってきて、気づいたらciの過去を疑似体験してたはず」
でもここは明らかに医務室だし、しかも横では先輩達も寝てる。
いやgrさんとemさんがいない。そしてciもいない。
gr「ほう、ciの過去を疑似体験か」
shp「!!!いつのまに」
gr「ん?お前が起きた時からずっといたぞ?」
shp「えぇ~、、全然気づかなかった。」
gr「それよりciの過去を疑似体験した話について詳しく聞かせてもらおうではないか」
ここまで読んでいただきありがとうごます。
眠気と戦って書いたので、おかしいところもあるかと思いますが。どうかお許しくださいませ。
それではグッバイ。