テラーノベル
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赤はさっきまで担任がいた教卓まで歩く
彼は赤に引っ張られるように着いていく
台を登る時、
赤は彼をエスコートするように
先に登らせた
そこで彼は後ろにバランスを崩す
黄「わっ、」
赤は背中を支えるように
彼を受け止め、
体制を整えて登らせた
黄「ありがとうございます」
ジャンプして登った赤に
彼はお礼を言う
赤「これくらいいいいよwてか、軽すぎ」
笑う赤の目は
心配するような目をしていた
赤「青ちゃん!俺が進めてもいい?」
突然話を振られた青、
油断していたのか
青「ふぇ⁉︎あ、わ、わかった!」
頬杖をついていたが、
慌てて返事をした反動で
手は下にさがっていく
赤「ありがとぉ〜、で、さっそく本題!」
赤はカバンを教卓に置き
手で中を探る
赤「台本!完成しましたぁ〜!」
台本をカバンから取り出し
クラスのみんなに見せるように
前に突き出す
教室内は静かになる
赤「あれ、盛りあがんない、、、」
落ち込む赤に彼は声をかける
黄「急展開すぎて頭の処理が追いついていないだけですよ」
彼は赤が出してくれた椅子に
姿勢良く座っている
赤「急展開、、、?」
彼の言葉を理解できていないように
首を傾げる、赤
黄「まず、担任と口論していた時点で急展開なんですよ」
彼は椅子から立ち上がり
チョークを手に取る
そして黒板に
「担任と口論」
と書き、下に矢印を書く
黄「まぁ、赤が久しぶりに学校に来た上、私服で来たと言う時点でもう混乱しているでしょうね」
そう言い
「担任と口論」
の上に
「赤が久しぶりに学校に来る(私服)」
と書く
彼は後ろを振り向き
教室を見渡した
クラスの全員が彼を見ている
黄「ちなみに、僕が誰だか分かりますか?」
彼はチョークを持っていた手を下におろし、
問いかけた
赤「え?知ってるでしょ、ね?」
赤も教室を見渡す
しかし、
クラスの全員が目を逸らす
そして小声で
クラスメイト「誰だっけ、、、?」
クラスメイト「俺らのクラスだって言ってたよな、、、?」
クラスメイト「不登校の子?」
クラスメイト「わかんな、、、」
クラスメイトの言葉を聞いた赤は
みるみる不機嫌になっていく
赤「嘘でしょ、あの担任と同類かよ」
舌打ちをする赤
その赤の姿に教室は静かになる
黄「赤、落ち着いてください」
彼は赤を落ち着かせた
赤は渋々、クラスメイトを睨んで
彼が座っていた椅子に座る
赤「黄ちゃんにちょっと任せる、文化祭のことは俺がやるから」
そう言って
赤は彼を見た
彼も赤のとこを見ていた
彼は数回瞬きをして
黄「分かりましたよ、赤」
そう言い、微笑んだ
黄「まず、僕の名前はーー黄。不登校ではなく、ほぼ毎日来てます。席は1番後ろの窓側の席です。」
そう言うと、
クラスメイトの視線は彼の席へ向く
クラスメイト「確かに席あったわ」
クラスメイト「気にしてなかったけど、」
また教室が騒がしくなる
赤「黄ちゃんの話聞けよ」
赤が言ったことでまた静かになる
赤はいつの間にか椅子を逆向きで座っていて
背もたれの部分に顎をつけ、
いかにも不機嫌そうな顔をしていた
黄「ありがとうございます、赤」
彼が話しかけると、
赤の不機嫌さが消え、笑顔で
赤「当たり前だからw」
そう言って、ピースをした
黄「えっと、担任と口論したあと、担任は校長先生に連れていかれ、今に至ります」
「担任が校長先生に連れていかれる」
と書き、その下に
「今」
と書く
黄「理解できましたか?」
彼は微笑んだ
クラスメイトはみんな固まっていた
赤「一方的に話しても理解できるかなぁ?」
赤はそんな光景を見て
彼に笑いながら問いかけた
黄「きっと、頭に内容入ってないですよ」
彼はチョークを戻し、
赤の前まで来ると
黄「バトンタッチですよ」
彼は手についたチョークの粉を払いながら
赤に言う
赤「おっけ〜」
そう言いながら立ち上がり、
椅子を元の向きに戻し
彼に譲った
黄「ありがとうございます」
彼は座る
赤は教卓の前まで行くと、
バンッ
教卓を思いっきり叩いた
クラスメイトのみんなが驚く
彼は心配そうに見守る
赤「悪いけど、黄ちゃんは許しても俺は許さないから」
そう言い
冷ややかな目を向ける
赤「黄ちゃんに免じて今回だけは見逃すけど、次、何か黄ちゃんに対して失礼なことをしたら」
赤は教卓の上に置いたままの
手で拳を作る
赤「容赦しないから」
もう1度クラスメイト全体に向けて睨むと
数秒目を閉じ
キャラが変わったように
赤「さ、役者を決めよっか!」
満面の笑みで伝えた
ーーーーーーnot allowed
律
1,226
なちゅ ♡
26,416
コメント
1件
うわっ、このエピソードめっちゃ熱かった…!🔥 赤ちゃんの「許さない」宣言、ゾクッとしたし、クラスメイトが黄ちゃんのこと覚えてない場面とか胸が苦しくなったよ。でも、赤ちゃんが黄ちゃんを守ろうとしてる姿にグッときた…🥀 バトンタッチとか、2人の信頼関係がじわじわ伝わってきて、続きがすごく気になる!