コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あらすじ
多分夢を見たのかもしれない。
黒い猫のような毛並みに白いベレー帽エメラルドの様な吸い込まれる目を持つ少女がある神社の空から降りてくる。正に夢のようだった現実的に考えて有り得る訳ないのに、現実のような感覚だった。彼女は「破壊神」と名乗った本当ならとても面白い彼女の事をもっと知りたい。だから 私は今日もあの神社に行く彼女にもう一度会うために
1章 私と不思議な神社
はぁ… と毎日溜息を着いて学校に行く毎日。自慢って程じゃないけど私は社長令嬢らしい、
私は正直満足していない別にお金とか環境じゃない。まぁ環境っちゃ環境なのかな、私の親は正に毒親テストはいつも許してくれるのは90点以上だけど実際100点以外は認めない。
100点を取らなかった日はご飯を食べさせて貰えないこともあった。
そんな事で家に帰ったり学校に行ったりするのが嫌になっていた。
「琥珀居るとええけど……… 」
琥珀は私の友達で彼女も令嬢らしい。
もう1人仲のいい幼なじみが居るけど最近は見てないなぁ……
そう思いながら外を見ていると車が学校の前に止まる。
相変わらず溜息をつきながら車を下りるココは都市部から離れたちょっと田舎な場所にある学校でもちろん私立らしいが入試の事は覚えてない。
そうして校門の方に行こうとすると近くから誰かが私の名前を呼んだ。
「瑠香、おはよう!」
そう言って手を振りながら此方へ近ずいて来るのは琥珀だった明るく大きな声でも可愛らしいほんわかした声がお嬢様感を引き立たせる。
「嗚呼 おはようさん、今日も可愛ええなぁ」
ふふ と軽い笑みを浮かべ乍彼女を見つめる
「そうかな、?ありがとう」
此方も嬉しそうに微笑んでは行こうと言い瑠香の手を引いた。
彼女は瑠香の唯一の友達と言ってもおかしくないくらい仲がいい。
「せや今日璃斗《りいと》は?」
「璃斗なら今日来ると思うよ、??」
なんだかんだ話ながら教室を目指す。
出来れば入りたくは無いが。
そう思っている内に教室に着くドアを開けて2人は自分達の席へ向かう。
荷物を置いた後各々話せる場所へ集まって話し始める。昨日は何があったとか一昨日は学校で何があったとかを共有する。
家の事情で中々休む日と行く日が重なって話せないことが多いから共有する時がいちばん楽しい。
そう言うとHRが始まる。先生の声と共に挨拶をしてそれぞれ返事をする。誰がいるか記入するペンの音がガリガリと音を立てる。少し小さな声で「はい」と返事して外を見る綺麗な青空だ
こんな空からもし天使とか最悪悪魔でもいい。誰か夢を叶えてくれる何かが落ちてこないかと
毎日のように願っている。
「まぁ…落ちて来るわけないか。」
小さな声で呟き授業が始まる。
私が通う学校は私立百花学園の中等部。
男女共学でお嬢様や御曹司とかが多い。
推薦で入れば一般の子も入れるまぁ私はそんなの関係無く仲良くなれればいいと思うが。
「瑠香〜ここ分かんなぁい……」
後ろから琥珀に声をかけられ話し合いの時間だと分かる。
「ココは結構簡単だよ、前ページ見ながらやるとわかりやすい。ちなみにここ間違えてるで?」
くすと楽しそうに笑った。
そうすると彼女もハッとした顔で書き直す。
あせあせと焦っている姿も可愛らしいとは罪すぎる流石私の大親友だ。
数時間経ってやっとお昼休みお弁当の人や食堂で買う人もいる。うちの学校の食事はめちゃくちゃ美味しい。
「今日イタリアンらしいで!はよ行かへんと食えへんよ!」
「そうだね!早く行かなきゃ、!」
彼女を姫抱っこしてスケートボードで食堂へ行く。
運転技術により学校での使用許可を貰った。
そうして見事に一番を取った。
うちの学校は各等部によって分けられバイキング形式なので限定メニューを取るには1番前が最適。
食べるイートンスペースはどの等部でも使用が可能。
「よっしゃ1番ッ!!!」
笑顔で琥珀を降ろしガッツポーズをする
「相変わらず速いねぇ。本当にお嬢様?」
いたずらっぽく笑う彼女の言葉にハッとする
確かにどちらかと言えば私はお嬢様っぽくない。
まぁだがそれはそれで1部から人気があるらしい。自覚は全く無い琥珀から聞いた事だからよく分からない。
「わ!ボロネーゼとピザや琥珀はどっち食べたい?」
「両方かなぁ…でも太っちゃうよね、?」
むむと考えドアが空くのを待つ。まぁ二種類に悩むのは毎日の事だ。
「私がボロネーゼ頼むからいつも通りちょっとずつ食べる?」
「うん、!そうする!」
いつも通りと言うのは結局悩んで両方食べればよかったと言うので昔から分けっこしている。
私も食べたいものは大体同じなので気にしない
「んまぁ〜!!!」
「おいしぃ〜!!」
2人声揃え昼食を食べ始める。
このボロネーゼは本当に美味しい。後でピザも一切れ貰うが彼女の表情からして絶対に美味しい。
「そういや今日午前授業やな。終わったら何するん?」
「今日はお稽古かなぁ……ごめんね、!遊びたかったのに、、」
しょぼんとしている彼女を見て声をかける
「気にせんでええよォお互い忙しいし」
少し焦り乍微笑み頭を撫でる
そうすると彼女も笑顔になるのでとても撫でるのは楽しい。
さて午後は何しようかと考え乍彼女と食事をする。
そうだ近くの山に行ってみよう山登り程の高い山では無いし多分許可してくれるはずだ。
そうして食べ終わりそのまま彼女と別れた
また明日会おうねと約束して家へ帰った車と中は相変わらずクラシック音楽が流れ私は窓の外を眺めるだけ。
家に着くと鞄を持って2階への階段を歩く
エレベーターを使えばいいが玄関から遠いので使わない。
赤い絨毯が引かれた床は土足で入れる。
階段もお城の広間みたいな形で玄関が作られていてとてもオシャレだ。
部屋についてやっと「ただいま」と呟いた
私の部屋は2階構成で部屋に螺旋階段があって2階正確には3階の方は下の部屋が見えるベットスペースとゲーミングPCなどが置いてある。
「疲れた気がするわァ……」
ドアを閉めたあと床に鞄を投げソファに横になる しばらく天井をぼーっと見つめた。
「……さて、出かける準備するか…」
体を起こし服を着替える。瑠香の好きな色の白と水色くらいしかないため汚れ覚悟で諦めそれを着る。
小さなポシェットにスマホと財布あと飲み物を入れてそれを肩にかけ部屋から出て一階へ行く。
「ちょっと出かけてくるわ……」
家の使用人に声をかけ家の外へ出ると「お嬢様車は!?」という声や「護衛を呼びますので」等の声が聞こえるが全部断った。
ふわふわと歩いてるうちに雨に濡れた草の香り田んぼの土の香りなどがして気分が上がる。
車からは感じることの出来ない体験が私の心をくすぐった。
暫く歩いていると目的の山の麓にたどり着く。
木漏れ日が差し込む森の道もまた心がくすぐられた。
「家の庭より空気が美味しい……! 」
ルンルンと足を動かし乍どんどん進んで行く
道がどんどん草むらっぽくなって行くがどんどん進む。すると二手に別れた道があり片方は頂上もうひとつの看板はボロボロで文字が見えない。
「気になるから…こっち行くか!!」
危険だと分かっていても好奇心には勝てない。
どんどん山道をかけ走っていく。何時間か歩いていたそしたら急に石で出来た階段が見えた上を見上げると 神社の鳥居が目に見えた。
気になるので階段をゆっくり登る所々苔やひび割れ剥がれた所があるので手入れされていないのが分かった。
鳥居の前へ辿り着いた鳥居をくぐると今さっき居たような場所と違って綺麗な建物、階段、鳥居があった。
2章 ある神様との出会い。
さっき居た場所とは全く違うとても綺麗な神社になっていた。不思議だなと思い辺りを探索してみる事にした。
「めちゃくちゃ綺麗やなぁ動物が住み着いてるような感じもせぇへん」
誰もいなそうなので本殿の上へ登ってみた。
すると中から物音がした。
黒いヒラヒラしたものが襖の隙間から横切る。
気になってドアをばんッと思いっきり開けてみた。
だけどそこには誰もいない動物すら居なかったあったのは座布団と丸い机と女神らしき人の銅像。よく見ると湯のみが置いてある。
「まだ暖かい……????」
触れてみると不思議と湯のみはさっき迄使っていたかの様に暖かった。
辺りを見回すがやはり人は居ない、突然ガタッと音がして近くに置いてあったもうひとつの机がひっくり返る。思わず驚いて「うわッ!??」
という声を出してしまった。
「なんでひっくり返ったん!??」
オカルト好きな心が好奇心を爆上げさせた。
すると「あ゛ッ!???」という低くも高くも少し可愛らしい声が聞こえた。
よぉく目を凝らして見ると黒髪の少女らしき姿が見えてきた。驚いて目をこすってみただが現実のようだ。
「なっ……!?お前私が見えているのか!? 」
驚いた顔もまた可愛らしい正に生きるお人形さんの様だ。
諦めたらしくハッキリとした姿が見えてきた。
白いベレー帽に三つ編みの黒髪おさげ、前髪は少し長いくらいだが可愛らしい。目はエメラルドの様な透き通る目をしていた身長は私より低いくらいで年下にも見えるが年上だったら申し訳ないのでどうしようか悩んだ末取り敢えず挨拶をした。
「こんにちは……?初めましてやなぁ?」
「何が初めましてだ!私は神だぞ!?」
敬意を示せ!とでも言うような指が私を指さす
「えぇ!?神様!????」
暫くの困惑の沈黙から私がとても大きな声で驚く。山に瑠香の声が大きく響いて暫くした後
耳を塞いだ神様がむっと怒りの顔で瑠香を見つめる。
「驚き過ぎだ うるさいにも程があるだろ。」
「えぇ!?あんた神様なん??なんの神様なんよ!!」
やはり少し声が大きい呆れたような顔の神様が口を開く
「破壊神だ。破壊神の優香」
「かっこいいわァ!!!ええなぁ!友達にならへん???!」
はぁ?と驚きより困惑が勝った顔の優香が考える。
「そうだなこの神気神社に来れたのならお前は神子か。良いだろうただし条件がある。」
真剣な顔で瑠香の顔を見る優香の顔で友達になりたい気持ちが勝って条件を問う。
「条件は神との契約だつまりは私だな。」
「契約???どんな契約なん???」
「神子は色々な神と契約する事によって加護とある程度の神の能力を使用する事が出来る。」
「へぇ利点が多いんやなぁ???神様は不利やないの?」
よく良く考えれば神様に利点が無いように聞こえるがそんな事ないと首を振る。
「代わりに天界管理等を手伝ってもらってこの世界や異世界の問題を解決してもらう。」
「ハァァァ????!!!私に出来るわけ…」
「私と友達になりたいんじゃ無いのか?」
ニヤと笑う彼女を見て瑠香はうぐッと縮こまる。悩んだ末に契約をする事を決意した。
契約書にサインをすると光り輝き特殊なマークの書かれたヘッドフォンに変化した。
そのヘッドフォンは瑠香の服装や正確にピッタリだった。
「なんやこれ…急に見た目が変わって、、」
「契約書の代替品だ簡単に言えば逃げれない。まぁ無くても空から見えるがな。」
困惑している瑠香を他所にけら〃笑っている。
簡単に言えば首輪のような役割らしい。これがあれば呼び出せるし電話の様なもので話せるとか。
機械やゲーム、ファンタジーが好きな彼女にとってはとても興味深い事ばかりだ。
首からヘッドフォンを外しまじまじと見つめるが普通のワイヤレスヘッドフォンだ。
「普通のものみたいやなぁ。この魔法陣みたいな絵はなんや?」
「そこから我や他の神を呼び出したり、お前が此処や天界などにに来る事が出来る」
天界という言葉にまたわくわくが増えていく。
彼女はこれからどんな結末でどんな世界をあゆむのだろうか。
第1話 2章 終わり。
あとがき
この小説を見てくださってありがとうございます。
この本は私が初めてオリキャラを作った時に考え始めた物語で総勢約50名以上がハチャメチャドタバタ楽しく或いは兄妹喧嘩勃発!?等などめちゃくちゃ神様ファミリーと3人の人間の子神子ちゃんの物語です。この物語のメインキャラは三人の神子と最初の神の2人です。たまに書く〇〇の日常等の物語事でメインキャラが変わるので是非読んでください。別小説私の子でキャラ紹介もしようと思っているので良ければ読んでくれると幸いです。第2話も2章にまとめて遅くても3ヶ月後載せる予定なので良ければ見てください。
検索で出てこない場合に検索すると出るオリジナルタグ
🔍 白黒🤍🖤の物語
作者 白黒