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目を開けるとカーテンから日が差し込んでいて
あぁ、朝なんだ…と意識がぼんやりしながらも天井を見つめる
でも、頭と体がなんだか
ポヤポヤするような…熱い?のか
そんな違和感がある
変な夢でも見たのかな…
ふと体を見れば
服は着ており、首にはしっかりと包帯が巻かれている
見渡してもどこかおかしい所はない
「うーん…」
でも、やっぱり違和感がある
ベッドから起き上がり洗面所に向かう
そこそこためた水をすくい顔に当てる
冷たくて目が覚めそう
鏡に目を向けると
鎖骨あたりに赤い跡が
点々と残っている
「え…!?」
もしかしてと思い
シャツをあげれば胸板に所々と赤い跡が残っている
アニメとかドラマとかで見るような
いわゆるキスマークがついていた
鎖骨には歯形が一つだけある
昨夜、何があったのか
頭をフル回転させてみたが
思い出せない
ここでやっと違和感の正体に気づいた
気持ちいいという感じが
「まさか、僕の体になんかしたの…?」
この家には僕と若井しかいない
若井がしたのか…?
まだ何もハッキリしていないのに
決めつけるのはどうかと思い
とりあえず様子を見ることにした
お尻がムズムズする…
「はぁ、この跡どうしよ…」
メイクで隠せるにも隠せないだろうし
首のつまった服でも着るしかないか
「あれ、涼ちゃん 先に使ってるのか」
「え、あ!?」
突然、後ろから若井の声が聞こえ
思わず飛び跳ねるよう驚いた
「びっくりしすぎ」
「ごめん、すぐどくよ」
キュッとシャツを握りしめる涼ちゃん
あぁ、見ちゃったか
いやあんなにつけたらそりゃ見つかるよな
にしても、耳も顔も赤くなっちゃって可愛い
「どうした、どこか痛い所でも…」
「大丈夫!痛いとこなんてないから!!」
慌てて俺の横を通り過ぎていった
俺だって気づいたのかな?
気づいていても涼ちゃんの事だし
まだ言わないだけかも
「まぁ…でも悪くなかったな」
バレるのも時間の問題だろうし
これっきりにしとこう
レコーディングをするために
スタジオに集まった
「今日もよろしく〜」
元貴は手をひらひらさせながら言う
「お〜」
「うん…」
「涼ちゃ〜ん、元気ないぞ〜」
「ご、ごめん」
「まったくもう」
朝のことで頭がいっぱいいっぱいなんだろうなと涼ちゃんの方を見たら
目が合った
すぐ目を逸らされてキーボードに戻る
耳赤くなっちゃってんじゃん
あれは意識してると思っていいよね?
なんて冗談に決まってる
俺はあの日から
涼ちゃんの甘い匂いで衝動に駆られることは少なくなった
たぶん、欲求を満たせたんだろう
どれだけ近づいても平気
だが、いつどこで衝動を抑えられなくなるのかわからない
だから、注意して過ごさないといけない
俺たちは順調にレコーディングを終わることができ、 解散することに
「涼ちゃん、このあと予定ある?」
「確かなかったはず…」
「うん、もし良かったら宅飲みしない?」
「宅飲み…!あ、でも若井…」
「俺はノンアル飲むからいいよ」
「あ、じゃあお言葉に甘えて…」
「コンビニとかでおつまみ買ってこう」
「うん…」
涼ちゃんはまだ顔が赤い
そんな涼ちゃんも可愛い
涼ちゃんの事が好きだと気づいてから
目で追ってしまう
元貴とじゃれてる時でも
あの某アイドルの人だって
ほんの些細な事ですぐ嫉妬するようになった
「若井…?大丈夫、着いたよコンビニ」
「あぁ、悪い悪い ぼーっとしてたわ」
「あらら、じゃあ美味しいおつまみ探そう〜」
コンビニに入り
涼ちゃんとゆっくりおつまみを探した
HN 👼❤️🔥
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