テラーノベル
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なんかもう諸々注意不穏…?多分
四季メインです
卒業if
原作無視のところあります
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“鬼神の子”
自分がそのように呼ばれ始めてどのくらい経ったのか覚えていない。
他の鬼神の子に比べ鬼神の力を解放するのが遅かったせいかは分からないが、他と比べると鬼神の力は弱い。
しかし、鬼神の力は普通の鬼と比べるととてつもない力を秘めていることに変わりは無い。
それ故に周りからの期待も高まるだけだった。
「…あ、もう朝か…」
何度眠れない夜を繰り返しただろう。
少しだけ空いていたカーテンから光が入ってくる。
寝不足のお陰で頭が重く痛い、それでも無理やり体を起こす
こんな生活いつ抜け出せるのだろうか…
はたまた抜け出すことなど出来るのだろうか
羅刹を卒業した後、鬼と桃の戦争は段々と集結に向かっているのだろう確実に平和とは言えないが前よりかはマシになっているのだ。
自分以外の生徒はそれぞれ戦闘部隊や医療部隊、偵察部隊に入っていた。かく言う自分も戦闘部隊ではあるが…あまり人気がある場所ではないことは事実だ。卒業したあとには田舎の部隊に入った。
同期のやつらや先生たちには心底驚かれたが自分が決めたことならと納得してくれた
実際にはあまり関わりたくなかったという思いが自分の中に芽生えてしまっていたからでもある。
鬼神の子と言う力が周りにどれ程の影響を及ぼすかは学生の頃に知っていた。
『強力な力には強大な代償がある』
そんなことを言ったのは誰だろうか
しかしそれと同じように鬼神の子にも代償はある
“寿命”
鬼神の子の代償はそれだった
寿命と言ってもただ減るだけだったらマシだったのだろう、力を使っていくにつれ寿命は減るだがそれと同時に記憶の欠落、身体への影響それが大きかった。昔は記憶の欠落といえど物忘れが酷いだけだと思ってた、だけど最近は大切なことも忘れるところが多くなってきてしまった。
羅刹学園で過ごしてきたことも
京都であったことも
チャラ先や芽衣の事も
練馬の事も
真澄隊長、馨さんのことも
神門の事も
雪山の修行のことも
猫咲さんや印南さんの事も
華厳の滝やその研究所であったことも
鬼國隊の事も
杉並の事も
紫苑さんや大我さんの事も
松本のことも
雷や万の事も
羅刹学園の事も
全部忘れそうになる
夢で見てしまう、俺が全てを忘れて皆に捨てられる夢を
それだったら…もう、楽しいことなんて無い方がいいんだと思ったんだ。
だから皆と離れた離れたかった
自分の弱みを見せたくなかった
そんな身勝手な思いを抱いてしまった
「っ…はは、馬鹿だなぁ…俺」
頬に涙が流れる
どれだけ泣いたって
どれだけ抗ったって
鬼神の力の代償は俺の体を蝕んでいく
悪く言えば呪いとも言えるのだろうか
そんなことを思いながら仕事の準備をする
そーいや今日…集まるんだっけ?
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「ッ…ふぅ」
今日の任務は避難民の救助だった
最初らへんは順調だったけれど、途中で鬼神の力を使ってしまった。
最近では直近のどうでもいい記憶ばっかり消えていたはずだった、なのに
今日はあの頃の記憶が少し思い出せくなった
「やばいなぁ…..、ただでさえ今日集まるって言われてたのに…」
「どーしよ…休もっかな…..、」
その時だった、机に置いていたスマホが震えた
スマホに表示されていた名前は矢颪だった
『あ〜…矢颪?』
『よ〜、四季元気してるか?』
昔と変わらない矢颪の声が聞こえる
懐かしくどこか嬉しいと思う自分がいる
『元気に決まってんだろ、!どうしたんだよ』
『いや、今日来るか?お前最近集まるって言ってもこねーじゃん』
あれ…?そうだったっけ…
自分でさえ気づかない記憶の欠落が起きていた
『そーだっけ…?』
『はぁ?、お前大丈夫かよ』
『最近仕事が忙しいとか言って来なかっだろ?』
『ッあ〜!そういやそうだったわ!わりぃわりぃ』
『大丈夫かよお前』
『んで?来るのか?』
『ッあ〜…少し遅れてくるかも』
『わかった』
『んじゃまた後でなー』
『おー』
プツンと音が切れる
本当にやばい
こんなこと今までなかったはずなのに…
記憶の欠落は気づくことはできていた…どうでもいい記憶はなんと思わなかった
俺は…あいつらに関わることは忘れていたことに気づけなかったのだろうか
「ッ…あーあ」
「…消えたいなぁ」
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この物語は?
ハッピーエンド
バットエンド
どっちも(*^^*)
コメント
3件
面白かったです!!ハッピーエンドもバットエンドもどうなるのか分からないねぇ😆