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「dnちゃーん、寝ないでー、dnー」

「むり…」


むりじゃなーいーと言ってmfくんが笑う。でも俺はくたくただった。もうこのまま朝まで眠ってしまいたい。今日は一日色々ありすぎてジェットコースターを何十周もしたような気分だ。疲れたけど謎の爽快感もある、よく眠れそう。自分このままいけます、いかせてください。


「そのまま寝ると確実に明日後悔するからなー?とりあえずシャワー行ってきてー」


その間に部屋きれいにしとくから。そのまま寝たらベッタベタだぞーとmfくんが言いながらベッドに腰掛けて優しく俺の髪を梳いてくれる。めちゃくちゃ心地いい。寝かしたいのか起こしたいのかどっちだよ。


「mfくんシャワー一緒に行かないの?行こうよ…」

「この部屋どーすんだよ…それに一緒にシャワーなんか行ったら俺dnさんに触りたくなっちゃうからー」

「っえ、あ、ハイ…じゃ、じゃあ行ってくるね…!」


mfくんの衝撃の告白にびっくりして思わず跳ね起きると、mfくんは笑いながらびびりすぎじゃない?と言って着替えを手渡してくれた。時間はもうとっくに午前0時を越えている、お風呂時間を越えているから皆に怒られちゃうかな。ふと良い事を思いついてドアを開ける前に、振り返ってmfくんに聞く。


「…mfくん、今日は一緒に寝る?」

「え。」

「なかよししたし、一緒に寝たいなぁ」

「あ、ハイ」

「じゃあ行ってくるね」


mfくんに不意打ちで素早くキスをしてドアを閉めた。ドアが閉まる前に見えた彼の驚いた顔に満足してその場でにんまりしていると、ドア越しに「あーもー可愛いなぁマジで!」というmfくんの声が聞こえてきて、思わずくふくふと1人笑ってしまった。


なかよしの時間はまだまだ終わらない。

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