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「日向…成長したね…泣」

号泣しているのは私だ。ハイキューの最終回を読んだ後に1話と見比べ成長を感じ感動して泣いていた。

だがこんなのでも社会人なのだ。仕事の時間になりそうなので支度をして家を出た

はずなのだが

目覚めるとだーいぶ若返った私がいた。16歳らしい

困ったなーなんて思いながら窓の外に目をやると

烏野

その言葉が刻まれ門が見えた。

「まじかー…」

一旦冷静になりカレンダーを見るとどうやら今日は入学式らしい。とりあえず軽めのメイクと支度をして学校に行ってみる。

クラスは1年3組だった。有難いことに日向も影山も違う。クラスに入ってみるとキャッキャと友達と話している女子がいた。JKって感じで可愛らしい。周りに挨拶をしておいたら優しい子が話かけてくれてグループに入れてくれた。天使だ

ある程度の授業は済ませたので私がやらなくては行けないことはあと1つのみ

バレー部に入部する。

そして頑張る推しを支えつつサポートをし、影から推す。これが1番いいだろう

そんな事を考えながら職員室に入り入部届けを武田先生に届けた。


先生は漫画やアニメ通りとても優しい人だった。

なけなしの語彙力を使い何とかそれっぽい理由を言えたのでそのまま入部することになった。

そして放課後になり私は体育館が向かっていたら

ドンッ!と後ろから衝撃がきてそのまま柱に顔をぶつけてしまった。

「(こんな時にだれ…)」

なんて考えは直ぐに吹き飛んだ。なぜなら私の1、2cm下に可愛らしいオレンジ色の髪の毛が見えたからだ。

「ぁゎゎ…!ごめんなさい!!!!」

「いや、別に大丈」

「痣とかになったりしませんか?!?!?!」

「別に痣になっても大丈夫」

「でも…」

でも?

「女の子は顔に傷つけちゃいけないって母さんが…」

あぁ、なんて可愛いのだろうか。こんな顔に痣があろうとなかろうとほぼ変わらないのに、そんなことよりも彼を安心させるような事を…

「気にしてないし、痣になってもいつかは治る」 

何を言っているんだ私は、口下手にも程があるだろうに

「…」

彼も黙ってしまった。呆れたのか怒ったのか、そりゃそうだろう。怪我をさせたとは言えど軽い怪我なのにこんなに冷たくされて怒らないはずがない

「おれ…」

「?」

「おれ!ちゃんと責任とる!母さんが女の子に怪我させたら責任取れって言ってたんだ!」

「…は?」

予想外の言葉に私は思考が追いつかなかった



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