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キーンコーンカーンコーン。
四時間目の終わりを告げる
チャイムが鳴った。
僕はいつものように
「えー、では、次までに今日の授業の復習をしておくように。」と言ったが、生徒たちは勿論聞いていない。
ーなぜなら、昼ごはんのことで頭がいっぱいだからだ。
だが、僕は違うことで頭がいっぱいだった。もちろん久地先生のことしか考えてなかった。
「では、今日の授業は終わりだ!」早く授業を終わらせたかったからセカセカしながら言うと、
「はーーい!!」
という元気な返事と共に、
生徒たちは教室から出ていった。
僕は走る。久地先生に会いに行くためだ。
久地先生とお昼、食べたいな。
僕はワクワクしながら
職員室にむかった。
「あ、久地先生!!」
「松村先生!どうしましたか?」
「あの……よければ一緒にお昼食べませんか」
「もちろんいいですよ。
あの…、。松村先生。」
「?」
「屋上で、食べませんか?」
「いいですけど…何でわざわざ屋上で…?」
「ふふっ、それはね…。こないだの続き、シてあげる♡」
「えっ/// 」
「ついてきて。」
僕の心臓は、一気に跳ね上がった。
(第十話に続く!)