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#アラスター
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夕暮れ時のポムフィオーレ寮
特に用もなく談話室でのんびりしているアイリス
アイリスは1人で花に関する本を読んでいた。
(やっぱり今回使う花はこっちの方がいいかな…いやでもこっちもいいかも)
すると後ろから物音がする
(誰か来たのかな?)
「アイリスいる…かな?」
振り返るとそこに居たのはアイリスと同級生であり、恋人であるエペル・フェルミエだった。
「エペル。部活はどうしたの?」
今日は部活が長引くと聞いていたはずだった。
「今日は早く切り上げてきたんだ」
「?…どうして…?」
エペルは少し顔を赤らめて小声で
「…見たかった」
「??」
「アイリスの顔が見たかった」
アイリスは驚いた顔をしてフリーズする
ようやく我に返ったのかアイリスは口を開く
「きゅ、急にどうしたの…???」
「今日アイリスがジャッククンと話してるの…ちょっとだけ妬いた」
(やく…?…嫉妬…!?)
アイリスが申し訳なさそうな顔をする
「…ごめんね…?」
エペルは慌てた様子で
「いや、アイリスが謝ることじゃないよ僕が勝手に嫉妬してるだけだし…」
エペルは何か言いかけてその言葉を飲み込む
少し寂しげな顔をして
「とりあえず今は顔が見たかっただけ。ごめんね」
と言い残し、去ろうとする
アイリスはすかさずエペルの手首を掴む
「まって」
エペルは振り返らない
「…」
「エペルが私のこと1番大切にしてくれてるのは分かった。でも私もエペルのこと1番に考えてるよ」
「!!」
エペルの耳が赤くなる
「エペルの気持ちに気づけなくてごめんねこれからは気をつける。だからこっち向いて…?」
エペルが振り返る
顔が真っ赤で目線は下
「ごめん…自分勝手で…」
と言いながらアイリスに抱きつく
アイリスはぎゅっと抱き返す
「ううん全然自分勝手じゃないよ。ありがとう」