カナダの日記

3月10日

今日は日曜日！

僕はカナダで、隣の部屋で寝てるのはアメリカ、お父さんはイギリスさんとフランスさん。

イギリスさんはかっこよくて、フランスさんはおしゃれさんで、僕はこの2人がお父さんなことがとっても誇らしいんだ！

アメリカは僕のお兄さんで、いっつも元気がいっぱい！

今日はとっても晴れていて、朝窓を開けると、とーっても眩しいけど、とーっても素敵な景色が見えるんだ！

窓の向こうにはハナミズキがあって、いつもその木の下でアメリカとお昼寝するんだ！

アメリカは元気いっぱいだから、いつも僕より起きるのが早くて、カナダはお昼のお寝坊だな！って言われる。でも、知ってる？アメリカは朝のお寝坊さんなんだってこと！

今日は何をしようかな、アメリカは多分、鬼ごっこか虫取りをしようって、言うはず！僕、虫嫌いなのに！

しばらくほけっとしていると、イギリスさんがドアをノックして、朝ごはんですよって呼んでくる。

日曜日の朝は決まってパンケーキなんだよ！

たまにね、5枚に1枚くらい、真っ黒焦げになっているパンケーキがあるんだ！僕知ってるよ！

イギリスさんはいつも真っ黒焦げのパンケーキを作るってこと！

アメリカは朝のお寝坊さんだから、僕が毎朝起こしに行く。

アメリカのドアの看板はものすごくカラフルになっている。今度僕もフランスさんに、看板をカラフルにしてもらうつもりなんだ！

アメリカの寝相はしんじられないくらい悪くって、たまに隣からガンッって音とアメリカの泣き声が聞こえて来る。

アメリカ！おーきて！

そう言ってアメリカのベッドに飛び込むと、アメリカはぐえって声出して、飛び起きるから、僕は毎日やってるんだ。

日曜日の朝はみんなが笑顔で僕もとっても嬉しい！

初めての日記！どうかな！

カナダ

「カナダは…真面目で良い子ですね…」

「え、見して！…んへへ！可愛いね！アメリカのも見る？」

「見るまでもありませんよ…日記はまじめに書きなさいといつも言っているのに…」

3月10日

今日は日曜で良かった日でした！！！！！！！！

アメリカ

「言わんこっちゃない」

「子供って可愛いねぇ、今度カナダに看板作ってあげよう」

「そうですね、アメリカにはまた注意しておかないと」

「面白いし良いよ！それに、この日記も素敵だと思うよ？雑だけど」

「ふふ…まぁ…子供ですからね…」

……………

「ねぇ、見てよ兄さん！昔の日記が出てきたよ！見る？」

「げえ、俺日記嫌いなんだよ」

「そうだね、いっつもイギリスさんに叱られてたもんね！もっと真面目に書きなさいって！」

「ほーん、そんなんも覚えてんのか」

「あの頃のアメリカは可愛かったのに、可愛げもなくなっちゃった！」

「は！？カナダだって今はクソつまんねぇ男じゃねぇか」

「そうなんだぁー？日記、見ちゃおっかなぁー？」

「別にぃー？見たられたってって困らないしぃー？」

8月15日

あっつい！！！！！でも、楽しい日だった！！！！！！！！！！！！！

アメリカ

「あはは！雑ー！！！」

「日記なんて書かなくても良いんだよ」

「へへっ！あ、そうだ！近所に新しいカフェできたんだよ！一緒に行く？」

「いやぁ、流石に奢りでぇー？」

「良いよ！僕は心が広いからね！」

10月23日

今日はいい日でした！

カナダ