今回ほんと短いと思う
多分シリアス、、多分ね
死パロ?有り
出演:堅気組
どーぞ
俺は雨が大嫌い
だって雨の日になると思い出してしまうから
あいつが、”大先生”がこの世を去ったひとつの事を
あの日は雨が降っていた
別れにぴったりな静かな雨が
あいつ、死に際になんて言ったと思う?
…………
「来てくれると思ってた」
やで、あと1日早かったら助けられたのに、、間に合わなかった
その言葉を最後に大先生は動かなくなったそん時の顔が死んだヤツの顔やないねん
大先生は最期まで”笑ってた”
俺は大先生が目の前で死んでいくことに泣くことしか出来んかった、、
大先生を連れてった雨なんて
「大嫌いや……」
僕は雨が大好きや
ゾムさんが僕を”見つけてくれた”日やったから
本当はそのまま軍に帰ってまた笑い合いたかったんやけどさ、僕の身体は既に限界を迎えていた
でも怖くなかった
だって、”一人ぼっち”じゃ無かったから
僕は孤独が嫌いなの
死ぬ時に1人は悲しかったの、でも君が僕を見つけてくれたから、何も怖くなかったの、
ゾムさんが僕を見つけてくれた時雨が降っていた
その時の雨が僕には奇跡の水にしか思えなかった
僕に奇跡を与えてくれた水が雨
だから僕は雨が
「大好きなんよ」
そのまま死んだと思ったのだが目が覚めると霊体になっていた
霊体?そんな馬鹿なとか思うやろ?僕も思った、実は生きてるのではと、取り敢えず軍に戻って部下たちに話しかけるが反応は無い
大丈夫なんか心配になって部下に触れようとした時、手がすり抜けた
その時理解した、もう死んどるって事に、、、
軍に入って気付いたことがある、、
皆仕事のしすぎなんよ目の下にすっごい隈抱えてさ、、、
皆には僕のことなんか忘れて今まで通り過ごして欲しかった、、けど僕のことを思ってくれるという事実に涙を流さざる追えなかった
でも、こんな皆を見るのは嫌だ
元気なみんなに戻って欲しいだから僕は神様にお願いして話す事を許してもらった
でも条件がある
「話していいのは1人だけ」
僕はみんなと喋りたかったけど我儘を言ってる身でそれに嫌とは言えんかった
そんな僕でも割と相手はすぐ決まった、、僕のことを1番引きずっている”ゾムさん”にしようと思う
そしてゾムさんのとこに向かうと君がこういっている
「雨は大嫌いや、」
君はどこか寂しい目をしてその言葉を発したね
なら僕はこう返そう
「僕は雨、好きやけどなぁ」
そう僕が君に言うと驚いた顔をしていたね
そりゃ当然死んだはずの相手が目の前にいるのだから、、当たり前だろうw
そこから少し余談をし、僕は当初の目的を君に言う
「僕はもうここにはいられないから、代わりにゾムさんが皆のこと前の明るい皆に戻してくれん?」
そう言って君にはとても酷な事だと分かっていた、
案の定返ってきたものは僕が思っていたより元気な声だった
「あったりまえだろ!俺に任せろ!」
「だから空で見守っててくれん?」
「おん、ずっとみてる」
「ありがとな大先生!!」
今君らが見ているのは1度止まった歯車が再び動き出す瞬間である
今回は割と自信作やで!次回はネタに走ろうと思うwww
またね!
コメント
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綺麗すぎて…鳥肌たった……笑