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アメリカの大平原。そこに小さくも、たくましく生きる動物がいます。それは、プレーリードッグです。

プレーリードッグは北米の草原地帯に住み、淡い伽羅色の毛をしており、穴を掘って暮らし、危険が迫ったりすると、「キャッ」「キャン」などの甲高い声を出して知らせ、「コヨーテが右から猛ダッシュして来る」といった細かいことまで伝え合うことができます。一夫多妻制で、「コテリー」と呼ばれる家族を形成し、コテリーに他のオスが入ってこようものなら追い出します。そのコテリーが集まると、「タウン」となります。

さて、アメリカの大平原のあるタウンの中心部のコテリーに、オデリア・ジェンというリーダーのオスがいました。オデリア・ジェンは、特に目立つ特徴も無いオスですが、立派にリーダーとして仕切っていました。でもリーダーはいつだって気は休まりません。若造達が虎視眈々とリーダーの座を狙い、奪いにやってくるのです。

オデリア・ジェンの人生が大きく覆されたのは、ある冬が近づいてきた秋のことでした。

いつものように、オデリア・ジョンは巣に作った見張り台の盛り土に立ち、ライバルたちがやってこないか警戒していました。と、時計の10時の方角と、2時の方角から二頭の淡い伽羅色の影が駆けてきました。10時の方角から駆けてきたプレーリードッグは、ピータ。2時の方角から駆けてくるプレーリードッグは、チャーリーです。 3匹との間に緊張が走ります。

オデリア・ジェンにとってはどちらも「敵」です。チャーリーはオデリア・ジェンのコテリーの近くでピタリと止まりました。まだ勇気がでないようです。そして立ち止まるチャーリーを尻目に、ピータは一気にオデリア・ジェンまで一直線に来ました。そして、戦いを挑みます。

戦いではまず、相手の反射神経を確かめ、それから争いが始まります。相手の目や至る所を狙い、ひっかき、噛みつき、威嚇します。ルールや手加減、容赦などは存在しません。なんでもありです。力でねじ伏せたもの勝ちです。オデリア・ジェンは優勢に戦い続けました。

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