- ̗̀⚠︎ ̖́-
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🍌視点
今日は朝からずっと頭痛がしていて、
今もそれは収まってない。
それでもぎぞくさんに休んで欲しくて無理矢理体を動かしてキッチンまで向かう。
とりあえず珈琲でもいれて持っていこうと思ってぎぞくさんがよく使ってるお気に入りのマグカップに手を伸ばす。
その瞬間頭痛が激しくなる。
その時、手元を見ていなかったのが悪かった。
足元で大きな割れた音がした。
その瞬間頭が真っ白になって音が聞こえずらくなった。
耳元からずっと砂嵐のような音がしていて冷や汗が出てくる。
今にも倒れそうだ。
後でいくらでも倒れていいから。
今だけは持ってくれと願いながら素手で割れた破片を集め始める。
大きな音に気づいたのかぎぞくさんが部屋から出てくる。
👑「おんりーちゃん?
大きな音したけど大丈夫……?」
そう言いながら台所のドアを開けて入ってこようとした。
俺を捉えた瞬間慌ててこちらによってくる。
🍌「…ぅ、あ。」
何も言えずに固まってしまいそうになる。
今は砂嵐のような音が大きくなっていてなんて言ってるのか聞こえないほどだった。
それでも絶対に謝らなくてはととりあえずぎぞくさんの方を見て謝る
🍌「ごめんなさっ…!!
ぎぞくさんの、お気に入りのマグカップだったのに……
ほんとにごめんなさい…
今度弁償させてください……」
そう伝えると同時にぎぞくさんの表情が少し険しくなった。
怒られてしまうかもしれない。
捨てられてしまうかもしれない。
けれどもう意識を保っていられなくて瞳を閉じる。
👑視点
部屋で編集をしていると何かが割れたような音がキッチンでして慌ててそちらに向かうと
素手で破片を集めていて、
大丈夫か。怪我してないかなどを聞いても返答がない。
すごく顔色が悪くて具合が悪そうだ。
そう思っているとおんりーちゃんが少し脅えたような表情をしたあと必死に謝ってくる。
マグカップよりおんりーちゃんの方が大事なのに……。
そう思っておんりーちゃんに話しかけようとするとおんりーちゃんの体が傾く。
破片が刺さってしまっては危ないため急いで支えて手に持っていた破片を紙袋へと入れておんりーちゃんを寝室へ連れていく。
寝室に寝かせたあとは残りの破片を先程の紙袋に集めてその紙袋をガムテープで巻いて捨ててくる。
寝室へ戻り、おんりーちゃんの手のひらを見てみると破片を持ったまま手を握ったのか至る所に切り傷ができていて血が垂れていた。
急いで応急処置を行っているとおんりーちゃんが目覚める。
どうやら消毒の痛みで起きてしまったようだ。
とにかくもう消毒は済んだので急いで包帯を巻き、取れないように専用のテープで止める。
その後その手を取り優しく壊れ物のように扱いながらおんりーちゃんに質問する。
👑「おんりーちゃん、大丈夫?
怪我の応急処置はしたけど痛くない?平気?」
そう聞くとこちらに無理やり顔を向けてまた謝罪をしだす。
🍌「ぎぞくさ、…ん。
ごめ、なさ……
お気に入り、ッのマグ……カップだったのに…」
謝罪はいらないからそれを伝えるために口を開く
👑「おんりーちゃん、あのね?
マグカップとか、お皿は使ってたら割れちゃうこともあるの。
だから平気だよ。気にしてないよ。
それよりおんりーちゃんは平気?
元々具合悪かったとかじゃないよね?」
🍌「ぅ、実は朝から具合悪くて、でもぎぞくさん忙しそうだったからなんか……
お手伝いしたくて…。
でも結局迷惑かけちゃいましたね、笑。
ごめんなさい。」
👑「おんりーちゃんもう謝らないで
おんりーちゃんから言われたいのは謝罪じゃなくてさ、感謝の言葉が……いいな、なんて思ったり…………」
🍌「ふふっ。ぎぞくさん、たすけてくれてぁりがとうございます
いつもはぃえないけど
だぃすき、です」
そう言って眠ってしまったおんりーさん。
どうやら目が覚めたあと、体調不良を隠してたこと、伝えなかったこと、その中で無理やり動こうとしたことなどをぎぞくさんに怒られたそう。
その時のぎぞくさんは本当に怖かったみたいでおんりーさんのトラウマに少しだけなっちゃったんだって
でもおんりーさんに自分の体を大切にして欲しいって思いから怒ってただけみたい。
だからお説教が終わったらいつもみたいに沢山甘やかしてくれるよ。
コメント
4件
優しいぎぞくさんが1番大好き…っ、、やばい泣きそう((え?
👑🍌書いてくれる方あんまいないからめっちゃ助かる!ありがとうございます🙇