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中
夕方辺りにはキャンプ場を出て2人して森や山へ移動する
凛)はぁ…(疲れた…それに足痛いし…)
作った水筒に水を入れてきてよかった…と、思いながら水を飲む
羽京)凛、少し休憩しようか、ご飯頼んでいい?
凛)じゃあ近くに川があるところに行こ、この時期は川に鮭がいる時期だしもしかしたら熊とかがいるし… お肉は多分そんなにも取れないと思うけど鮭が取れるからさ
羽京)じゃあ川に移動するか
羽京に手を引っ張られながら移動すると……
羽京)!!凛走るぞ!
凛)え?ちょっ!
手を引っ張られながら走ると後ろの方から
ガサガサ
なんて音が聞こえたり
ダッダッダッ
と力強く走る音が聞こえてきた…しかも、的確に私達の後ろにを追い掛けて……
羽京とはただ走って逃げる事しか出来ないが…逃げている最中
凛)うわぁ!?
ドサッ
羽京)凛!
木の根に引っ掛かり足を取られ転けてしまった
後ろからは段々と追い掛けてくる正体が分かってきた
羽京)チッ(多分この足音は…クマだ)
冬眠をする前の熊、した後の熊は気性が荒くなっていたりする…つまり今のクマに会うのは自殺行為だ
凛)羽京は早く行って!
羽京は周りを見ながら弓矢を構えた
凛)う……きょう?
羽京)伏せてて
羽京に言われ伏せると羽京は弓矢を放って矢はクマの額を直撃した
羽京)(もう1回…心臓を狙って……)ヒュンッ
凛)うにゃぁ!?
羽京が放った矢は心臓を直撃してクマは倒れ込んだ
羽京)怪我見せろ、手当ぐらいは出来る
羽京は私をちゃんと座らせ膝にできた傷を手当し始めた
羽京)消毒液と包帯貰ってきたから安心しろ
凛)ん…
傷の手当が終わったあと羽京におんぶをされ羽京はキャンプ場に向かった
凛)羽京、戻っていいの?ご飯なくなるよ?
羽京)銀狼と金狼に頼めばアイツらでも鹿ぐらいなら狩れるだろ、それにまだ肉はあるし魚もある
と言いながら走ってキャンプ場に向かった
キャンプ場
羽京)杠!今すぐこいつの傷の面倒を見てやってくれ
杠)えぇ!?どうしたの!?
羽京)クマから逃げてる途中で転けたんだ、一応手当はしたがちゃんと診てやれ
杠)分かった!凛ちゃんこっちおいで!
凛)んぇ、あ、うん
羽京に降ろされ杠の後を着いていくと羽京はまたひとりで狩りに向かった
凛)…羽京……
杠)凛ちゃんは羽京君のこと好きだね〜
凛)はぇ!?///
手当をされてる最中に杠が変な事を言い出した
杠)わかるよ〜笑だってずーっとそばに居るじゃん笑それにね〜羽京君ね凛ちゃんが他の男の人と喋ったりしてると物凄い嫉妬してるらしいんだよー笑
凛)んなっ、それは私が色々と……え、なにそれ初知り
杠)でしょ〜?笑羽京くんは凛ちゃんのこと大好きなんだよ〜、はい!おしまい!
凛)んぅ〜…
羽京の所に行こうかと思ったけど膝に怪我を負ったまま追い掛けても足でまといになるし…
そんなふうに考えていた結果、行くのを辞めようと結論に至りキャンプ場で千空のお手伝いをしながら羽京の帰りを待った
数時間後
羽京)ただいま、イノシシと鹿を持ってきたよ
羽京は無傷で帰ってきて安心して一息着くと羽京は私に気付いて急いで私の方に来た
羽京)杠!凛の傷は!?
杠)普通に擦り傷だけだよ笑ちゃんと消毒もしたし水でちゃんと汚れを落としたから安心して
羽京)そ、そうか…
羽京は安堵したのか息を吐いて自分の部屋に戻ってしまった
杠)羽京くんは心配性だね〜
凛)あ、あそこまで心配されたのは初めてかも…
杠)だね〜あ、そうだ!夜に羽京くんの部屋に行ってみたら?
凛)羽京の部屋に?
杠)うん!それに2人って成人済みじゃん一緒にお酒飲んだら?
凛)ん〜…確かに!お酒持って行ってくるね!
杠)うん!(千空君に耳栓作ってもらお)