テラーノベル
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ルシアとハインは一曲目としてミャンマー人のロックバンドTRRのOne dayを演奏し、二曲目としてボリークア出身の音楽グループC13のLatinoamericaを演奏した。ルシアはミャンマーのテーラワーダ精神でアンチマチズモを込め、ハインはメキシコとボリークアのラテンパッションで独自の独立精神を込めていた。
ルシアはドラムを叩き、ハインはチェロを弾くのだった。
音楽が終わり、ルシアはこう言った。
ルシア「私はメキシコ人の母親とボリークア人の父親を持つハーフだが、『ハーフだからただの明るい子』だの『ラテン系はみんな情熱的でセクシー』、『女性だからみんな可愛い洋服に敏感』だのそう言う一般社会が無意識に向けるラベルを持たれるのはよぉ。とてもでぇ嫌ぇだし気にいらねぇんだよ。私が何者なのかは私自身は決める。よく覚えておけ」と冷静かつ冷徹にキレのあるセリフを言い放ち、ドラムをステッキで「バーンッ!!」という金属音を鳴らすのだった。
ハイン「フフッ…口の悪いルシアらしいわね。私の方こそ言わせてもらうわよ。一般社会で生きづらい思いをしてるなら、アメリカフリーク州か東京フリーク区に行くのを大歓迎するわ。
けど不気味な場所だし、入居条件には歴史を直視するお化け屋敷をクリアしないとだめよ…
嘔吐してリタイアする人も多いと聞くからね」と言って「ポロン!ポロン!」とチェロの弦を華麗に弾くのだった。
記者「ありがとうございます。続いてのコーナーはルワジさんによる数学の問題です。ではお願いします」
音楽はJ.Bの小フーガ ト短調だった。
ルワジ「次は私から中学3年生の問題に出てくる二次方程式の基礎について教えます。この数学は大好きなのでね。」と言い、ボストンメガネをクイっと手で上げるのだった。
ルワジが黒いマッキーを使って「コッコッ」と
ホワイトボードに書くのだった。
ルワジ「まずは Xの二乗= 5 。平方根の考え方です。。x を二乗して 5 になるということは、x は 5 の平方根になる。つまり、答えは x = プラスマイナスルート5になります。」
ルワジはメガネをクイっと上げ、マッキーの先で式を指し示した。
ルワジ「次は Xの2乗 = 9 。X は 9 の平方根だから、X = ルートプラスマイナス9です。
……でも、数学は『一番シンプルな形』を愛する学問です。ルート9は 3 ですよね? だから、答えは X = プラスマイナス3。これが一番美しい答えなんです」
このようにして誰が聞いてもわかりやすいように的確かつ丁寧に説明していた。
記者たち「9歳? この子が、こんなに論理的に? バッハを聴きながら数学を?」と
記者たちはメモを取る手を止め、その小さな『数学の権威』を呆然と見守っていた。
記者たち「最後にセラフィーナとリーアン、そしてアンアンによるPOPダンスを踊っていただきます。」
そして左にリーアン、右にセラフィーナ。中央にはアンアンの立ち位置で一曲目がダンスコメディドラマSのwatch Me。アメリカの10代の若者のティーンエイジャーたちのようなポップでノリノリな雰囲気で踊るのだった。
パパラッチたち、世間一般が向けるラベルへの反骨精神を込めていた。
二曲目はK-POPのW.GのTell Me を踊り出した。中毒性の高い音楽と踊りの動きが合わさり、最後は3人で左耳に手を当てるポーズを取っていた。
記者たち「素晴らしいです、子役たちの皆さん、お疲れ様でした!!次のコーナーはチルドレンラブストーリーですが休憩10分間入ります!!」
コメント
1件
おお、今回のエピソードめっちゃアツかったわ!ルシアの「私が何者かは私自身が決める」って台詞、ガチで刺さった。ラベル貼られるのが嫌で反骨精神むき出しでドラム叩く姿、かっこよすぎるだろ。ハインの「歴史を直視するお化け屋敷」って設定も気になるし、ルワジが9歳でバッハ聴きながら数学解説してるギャップもヤバい。それぞれの特技で自分を表現するスタイル、最高だ🔥
#近未来
鳳蓮荘
366
スユキ
316
#儚い
nanaha.
205