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🎲体調不良、病み短編集

5 - 第5話 🤪自傷行為(🤪&💎)

♥

384

2024年11月25日

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🤪自傷行為(🤪&💎)


号泣、病み、自傷行為など入ります

苦手な方は🔙



💎side


深夜、作業をしていたら廊下でバタバタと何か音が聞こえてきた

ふと振り返って後ろを見ると「ぎぃ…」と部屋の扉が開いた


💎「…いふくん?」(ヘッドホンを外しながら)

🤪「んぅ、ッ泣」

💎「また腕切っちゃった?」

🤪「ちょっと、ッ…だけぇ…泣」


僕と同居しているいふくんには自傷癖がある

それも結構酷い


💎「…お薬も飲んだ?」

🤪「でもまろ、まろねっ!」

🤪「おくすり…じゅうごだけなの、!」

💎「15錠?」


普段は一気に30〜40錠ほど飲んでるいふくん

15錠だなんて珍しい


💎「まぁいいや」

💎「どこ切った?」

🤪「あし…うでも、ッ」

💎「それだけ?」

🤪「…くび、ちょっと」

💎「足から手当しよっか、見せてみな」


そういってズボンの裾を捲ってくれる


💎「足首だけ?太もも切ってないの?」

🤪「きってなぁ、えらい…?」

💎「んふ、偉いよ…」


自分の身体を傷つけないなんて当たり前のことだと思う

でもいふくんにとってはハードルが高い


💎「そこまで血も出てないし消毒して絆創膏貼っちゃおっか」


ほぼ毎日いふくんの手当をしているから部屋に救急箱を常備している


🤪「ありが、と…」

💎「首も見た感じあんま血出てないね」


右腕をタオルで抑えてる様子を見る限り腕以外は深く切っていないようだ


💎「腕の手当しよっか」

🤪「んぅ、…」


抑えてたタオルを腕の下へと持っていく

腕の下にタオルがないと血が垂れてしまうから


💎「今日もこんな深く切ったの?」

🤪「でも、まろッ泣」

💎「ん?怒りたい訳じゃないよ」

🤪「ほんと…?」

💎「もちろん」

💎「あ、脂肪いじっちゃった?結構潰れてるね」


脂肪まで切ってるのも日常茶飯事

いふくん曰く切った後に脂肪をピンセットで取ったりしているのは自分の太い腕が嫌いだかららしい

食べて吐いての繰り返しで僕よりも遥かに細い腕

いふくんにとってはきっと太いんだな


💎「潰れちゃった脂肪ピンセットで少し取るね」


この作業も慣れてきた

でも別に手先が器用な訳じゃないから時々指が血まみれになる


💎「よし、消毒しよっか」

🤪「ん…」(頷く)


神経を切ったのか痛みはほとんど無いようであっという間に消毒が終わる

傷口用のテープを使ってぱっくりと切れた腕の皮膚をくっつけたらガーゼをズレないように固定し包帯を巻けば手当は終わり


💎「よしよし…偉いね」

💎「まだ嫌な感じする?」

🤪「ちょ、ッと…泣」

🤪「ッしにたぁ、泣」

💎「死にたい?ん〜今日あんま落ち着かないね」


普段なら手当をすれば落ち着く

本当に溜め込みすぎなんだから…


💎「頑張りすぎちゃったかもね、」

🤪「まろッ、えら…っえらいの…泣」

💎「いふくんいつも頑張ってて偉いよ」

🤪「まろね、ッ…すこし…..つかれたのぉ、泣」

🤪「ん”..ほとけっ、ほとけ…や”ぁッ、泣」

💎「大丈夫だよ、僕ここに居るよ?安心してね」

🤪「ぎゅっ、おねがぁ…泣」

💎「大丈夫大丈夫…」(🤪を抱きしめる)

🤪「ほとけぇ、…ん…」

💎「眠くなってきた?今日はもうこのまま一緒に寝よっか」


すっかり軽くなったいふくんを持ち上げベッドに入れてあげる

そしてその隣に僕が入る

今日も頑張ったいふくん、とっくに疲れきっていてすぐに寝てしまった


𝑒𝑛𝑑

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