ここは、とある世界
りside
も:ボス、〇〇〇地区、殲滅しました
り: …
もう何回も聞いた言葉
も:それと………
り:!!
り:分かった
り:全員集合させろ
り:みんな、集まってくれてありがとう
り:今日は大事な話がある
り:このチームに“スパイ”がいるらしい
り:仲間を疑いたくはないが、心当たりがあるやつはいるか
ざわっ
も:俺じゃねぇぞ
も:僕だって
り:まぁ、黙っていられるのも今のうちだけど
り:殺される準備しとけよ笑
も:目が:( ;´꒳`;):ヒィィ
も:嘘だろぉ
め: ……
本当はこんなことしたくない
数日後
はぁぁぁ
頭痛っ
最近まともに寝れてないし
あのスパイのことがあったからかなぁ
バンっ
も:ぼ、ボス!!
り:なんだ
そこには一人の男が縛り付けられていた
め:離せっ
り:そいつは?
も:例のスパイです
り:!!
り:そうか……
り:そいつはここに置いておけ!
も:いえっさー!
バタバタっ
パタン
男2人の空間
一触即発の空気
り:お前は〇〇〇地区からのスパイか
め:あぁそうだよ!!
り: ………そうか……
なんでよりによってこいつが
こいつとの過去が浮かび上がる
あの時、こいつはどんな気持ちだったんだろうか
本当は何とも思わなかったんだろうか
それとも、嫌いだったんだろうか
想像がつかない
俺はあの時
嬉しかったのに
好きだったのに
コメント
1件
このお話し続きありますか?