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かずくんが死んだら私が悲しみますぅ!!!ばじさん…全力で守ってやってくれぇ、…
説明
マイキーくん死んで真一郎くん死んだ話から始まります!グレ優(グレ場地×優虎,グレ千冬×優虎)です!場地さゆはグレてます!一虎くん両親の離婚が成立せずに優等生になってます!千冬は場地さんと仲良いです!では、お読みください!
マイキーが死に真一郎くんも死んだ。土砂降りの中、場地は真一郎くんの墓参りとして真一郎くんが飛び降りた橋にいった。すると、その橋の真ん中に黒髪で優等生
みたいな奴がいた。ソイツは虚ろな目で濁流の川を見ていた。少しぼーっと興味本位で見ていた。ソイツは『きっとコレなら…』と呟き飛び降りようとした。
『…!…』
場地は急いでソイツの行動を止めた。
『何してんだよ!!!死んじまうぞ!!!』
ソイツは場地に”それが何なの?”と言う様な虚ろで生きてるのにまるで死んでるかの様な眼差しを向けた。そしてソイツの体は雨が降ってるからとか関係ないくらいに冷えていて、まるで家に入れて貰ってないのかと思うくらい冷たかった。場地はソイツに触れて”コイツは本当に人間か?人形とかじゃねーよな?”と思うくらいだった。綺麗な肌で可愛い顔して本当に人形に見える。
『離して…。助けてなんて言ってないんだし…』
ソイツは悲しいくらい死に恐怖が無さそうだった。恐怖が無いどころか興味を持ってるようだった。死は何もないのに。いや、ソイツは何も無い事を求めていたのかもしれない。
『なぁ、何でこんな意味もねぇ事したんだよ?』
場地はソイツに気づいたらそんな事を聞いていた。
『?…意味の無い事…?そっちの方が意味も無い事してるのに…?』
『はぁ?』
場地は人助けをして意味が無い事がないと思っていた。だからソイツの言う事がわからなかった。
『わかんねーけど、俺んち来いよ。話でも聞いてやるからよ』
『イイよ…』
『ぁ゙?どうしてだよ?』
『だって、もう何も見たくないから…』
『イイから来いよ』
場地はソイツの手を引き場地の家まで連れてった。
『なぁ、お前。名前は?俺は場地圭介。14歳』
場地は思いだした様に聞いた。
『羽宮…。羽宮一虎…。14…』
『ふーん、タメじゃん。一虎、よろしくな』
『イイ…』
『ぁ゙?』
『よろしくしなくてイイ…。だって今日で終わりだし…』
『お前、まだ死ぬ気なのかよ?』
『だから何…。場地には関係ないでしょ…』
『何でだよ?』
『だって、さっき会って勝手に助けたと思ってるだけの関係でしょ…?』
『確かにな。でも、お前の家族とか悲しくなるだろ?』
『ならないよ…』
『そんな事ねーだろ?家族じゃなくてもお前の事大切に思ってる奴らだっているだろ?』
『…ッ!勝手に俺の事語らないでよ…!!!なんもわかんねーだろ…!!?俺の事なんて…!!!俺の事なんて誰も見てないんだよ…!!!』
場地は驚いた。何故なら一虎は少泣いていたから。あの虚ろな何も写っていない目から雫が零れていた。場地はなんもわからなかった。泣き崩れる一虎になんて声をかければイイか。一虎の家族の事。全部わからなかった。だけど気づいたら言葉を発していた。何で言ったのかはわからなかったが、この言葉は間違って居ないと思った。
『お前の事は俺がみてるから…。死ぬなよ…』
ココまでです!次回くらいに千冬くん出てきます!素敵とか最高と思ったらコメント好評価お願いしますm(_ _)m