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『一章 希望の学級裁判』
【学級裁判 終了後】
モノクマ「大正解!猪爪勝吾クンを殺したクロは東雲光サンでしたー!」
東「…」
羽「本当に…東雲ちゃんが…」
秘「…東雲…」
東「…猪爪さんを黒幕だと思ったんです」
秘「猪爪のことを…?」
東「どこかの小説で見たことあったんです。デスゲームの黒幕はゲームを盛り上げるために
自分からアクションを起こすと」
東「猪爪さんは積極的にグループを作り、黒幕探しに勤しんでいました」
東「その頃から少し怪しく感じていました。それが天谷さんを殺すと私たちに告げた時
確信になったんです」
東「猪爪さんが黒幕だと…」
薬「…結果的に、猪爪は黒幕じゃなかったね」
蛇「終わってないっていうことはそうなりますね…」
東「…勘違いで猪爪さんを殺してしまった。…本当に後悔しています」
東雲は淡々とそう語る。
その顔には絶望が浮かんでいた
モノクマ「そろそろオシオキ始めていい?やりたくてうずうずしてるんだよねぇ」
モノクマが気持ち悪く体をうねらせる
東「…はい、オシオキを始めてください」
秘「東雲…俺はまだ」
ネクタイピンのお礼もできていないのに
東「秘田さん、才能探し手伝えなくてごめんなさい」
秘「東雲…いかないでくれ」
東「でも私がいなくてもきっと、秘田さんの才能はすぐ見つかりますよ」
東「本当に素敵な人なので…」
モノクマ「では張り切っていきましょう!」
東「…少しの間でしたが、ありがとうございました」
東「これからも希望を、信じ続けてくださいね」
モノクマ「オシオキターイム!」
【超高校級の先生・東雲光の処刑 先生、授業。】
モノクマ生徒が騒いでいる教室
そこで東雲光がマリオネットのように操られながら黒板を書き続ける
その最中にモノクマ生徒から虫や紙飛行機、刃物を投げつけられる
ボロボロになりながらも黒板を書き進め、完成した字は
『オシオキ終了』
オシオキが終わったと安堵した瞬間
自分のことを操っていた糸にじわじわと引っ張られ四肢切断され
教室丸ごと潰される
オシオキ終了
【オシオキ終了後 学級裁判場】
飯「…嘘…」
天「オシオキって…あぁなるのかよ」
秘「…」
俺は東雲の死臭が漂う学級裁判場に嫌気がさして、その場から走り出した
音「…秘田…!」
見「音喜多!追いかけない方がいい!」
音「でも…」
何も考えたくなかった
未来のことも、なんのことも
『希望の学級裁判end』
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