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本田椿目線です
ーーーーーーーーキリトリーーーーーーー✂︎
『お前本当に日本か?』
そう言ったのはイギリスでした。
こっちの日本とは昔同盟を組んでたそうで
仲が良かったらしいです。
「まぁそりゃバレるか」
私はそういえば椿の格好のまま世界会議に
来たのですぐわかるかと思い、
でもバレる訳にはいかないと言い訳をする
『何言ってるんですか?イギリスさん』
『お前、やっぱり日本じゃないな』
この人には何を言っても無駄だと思い
『…わかりました。今から空いてますか?』
『空いてるが』
『それじゃあ私の家に行きましょう』
そう言い私の家で全てを打ち明かす事にしました。
数時間後、家に着きました。
そして私の寝室に招き話しました。
『えぇ。私は貴方達の知る日本ではないですよ。』
『ですが私も日本です』
『どう言う事だ?』
『まぁ簡単に言えば私は”裏”の日本です。
この世界には表の世界と裏の世界があるんです。私はその裏の日本です』
『なるほど、なんとなくはわかった。
即ち違う次元から来た日本って認識でいいんだな?』
『えぇ。そうです』
『それで何が目的だ?』
そして私は思いました。
自分の気持ちに任せてちゃんとした理由は
無いなと。
『…さぁ?』
『?』
『そういえば裏の日本ってどんな感じだ?』
『それならこの鏡をとうして見れますよ。
ほら』
私は裏の日本の様子を鏡に映した。
イギリスはすごくびっくりしてました。
もちろんです。
こちらの日本とはまるで真逆。
そう思ってるとイギリスが口を開きました
『…なんとなくお前がこっちの世界に来た
理由はわかった。
だが日本をどこにやった?』
『…私の中です。』
『は?』
『表の日本は私の中にいるんです。』
『…どう言う事だ?』
『そうですね。昨晩です。
昨晩私はこの鏡をとうしてこっちの世界に
来ました。
ですが日本が二人いては困るでしょう?
ですから体を乗っ取ってやりました。
ということで表の日本は私の中です。』
『お前…何がやりたいんだ?』
『そうですね…ただ単に憎いだけです。
人と関わるのを避けて
逃げ続けただけの日本がこんなに
平和なのが許せないだけです。』
『…お前が向こうの世界で何をしたかは
知らないが、こっちの日本はすごく
努力してここまでのし上がって来たんだ。
日本を悪く言うのは違うんじゃ無いか?』
『そうですね。それもそうですね。
ですが私はもうあんな世界
うんざりなんです。
ですから元の世界に戻るつもりは
ありませんよ。』
『…それなら無理矢理にでもだ!!』
そう言ってイギリスが銃を向けてきました。
『わかりました。それなら…』
私も刀を抜きました。
その後激しい戦闘が繰り広げられ
私が勝ちました
あ、ちなみに化身同士なので戦争では
ありませんよ
『…私は戦争に何度も勝ちました。
国民がもっと不自由ない暮らしが
できるように。
ですが平和にならない。
正直もう無理矢理負けようかなと
ですが国民に言われ勝って、勝ちまくった
結果がこれです』
『…戦争に勝っても平和には
ならないんじゃないか?』
『…どう言う事です?』
『戦争をしても平和にはならない。
そうだろ?
こっちの日本は第二次世界大戦で
負けて2度と戦争に関わらないと誓った。
だがお前はどうだ?
国民の為とか言うが国民を犠牲に
してるのはお前だろ?』
『それじゃあどうしろって言うんだよ!!』
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