テラーノベル
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夕陽が輝く日、白髪の女は弟の秋に言った。
『秋、少しぐらい店に出てみいや』
ここは合法で花街営業が可能な世界。
この物語の主人公は『赤木秋(あかぎあき)』であり、秋が1人の男に恋をした物語だ。
白く長く三つ編みにした髪をなびかせて、頬杖をつきながら呆れたように言った
『何度言えば分かるんや』
『店には出えへんって』
また勧誘に失敗したと思うような顔をして秋の姉である『赤木龍美(あかぎたつみ)』は店の奥に引っ込んで行った。
秋は手元にあった本を閉じ、考えた。
(僕だって店に出てお客さんと話したいわ)
と、
この世界は男性の花街営業は可能だ。だが昔からの名残のせいかどうしてもタブー視されてしまう。
まだ秋が幼い頃の話だ。
親戚の集まりがあった、その中にいた1人の遊女が言った
『男が花街で売れるわけないやろ』
確信はない。ただの偏見だ、だがそれが秋の幼心に大きく刻まれ、トラウマとなった。
その場は2人目の姉である『赤木虎紀(あかぎとき)』が抑えてくれた。
それのせいとは言い難いが、今は21歳の秋だか、実家が店をやっているため、特別に小遣い稼ぎとして14歳の頃に1度そこで働いた。
男は花街で売れるわけない。そのような言葉は今になっても脳裏に刻まれている。
情け程度に14歳の時は女装をし、姉が同席した上で営業をした。
正直その頃の秋は今の秋にとって黒歴史に等しかった。
秋は凝った首を解しながら、椅子から立ち上がり、店の管理へと移った。
職を探さず店の手伝いをし、実家のため、特別に遊女の営業時間の管理など、他人の男には任せられない仕事を秋は毎日こなしていた。
21歳になり、周りは結婚、子供….人生を楽しんでいた。
秋も恋愛に興味が無いわけじゃない。幼い頃からこの気持ちは閉ざし、姉2人と母、そして唯一の幼馴染にだけ伝えていた。
自分は同性愛者だと。
いつ気づいたかは分からない。いつの間にかそう思っていた。
だからと言って、好きな人を見つけたことも無い。
同性愛者という足枷のせいで秋はずっと縛られ、生きてきた。
その辛さは本人しか分からない。それを周りは見守るしかない、
あとがき?
こんにちは、Yuinaといいます!
初投稿でオドオドしてますが、これから一次創作、二次創作を投稿していこうと思います!
一次創作は私が友達に見せるために描いてる趣味漫画を少し変え、小説にしてみました、最初のほうはセンシティブはありません!後半にあるかな?くらいです。腐初心者さんでも読みやすいと思います。
これからも続けていくつもりなのでよろしくお願いします!タイトルは『花街で彼と出会った話。』です。
二次創作もたくさん書きますが、『文スト』『プロセカ』『妖はじ』メインであげます!
週2くらいで投稿できたらいいなーって思ってます!
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