ラープルの料理が終わり、ゆっくりと食事を楽しんでいる途中クゼナが俺に、
「イリラム。もぐもぐ。なんで長から呼ばれたか知ってんの?」と聞いてきた。
「はふっ。もぐもぐ。熱いな。いや、知んないけど?結構美味くできたな。そう思わない?」
「まぁ、確かに美味くできたけど。」
ラープルの身がいい具合に焼けて塩とハーブがいいアクセントになっている。
「ていうかさ、クゼナ長は今置いといて。この葉っぱ?ハーブ?なんていうやつだったっけ?」
「長の事置いといてって言うやつイリラムくらいだよ。確か、そのハーブはハパリカリテって母さんが言ってた。」
「いいね。ハパリカリテ。今日の夕飯に使おうと思うから探しといてくれない?」
「うん。わかった、見つけておくよ。」
ラープルのハパリカリテ焼きを食べ終えたので早速長のところに行こうと思う。ハパリカリテ。クゼナ、夕飯に間に合うように探してくれるといいけど…。
「クゼナ。食べ終わったから、もういくね。ハパリカリテ探しといてねー。」俺は、手をクゼナに言いながら振る。
「気をつけてねー。ちゃんと探しといておくよー。ボソッイリラム食い意地はってんな…。」クゼナも手を振りながら言う。
最後なんか聞き捨てならないことを言っていたので後で話し合おうかな…?って思った。
決して俺が気に入らないわけではないが、全国の食い意地がはっている人たちに失礼だと話し合おうと思う。
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