明日も生きられるかわからない難病になった。メンバーとは話し合った。もう…死ぬのか。あっという間だったな。病院の窓を見つめる。緑で生い茂った銀杏があった。外からはキラキラとした日差しが差し込んできている。自分はベットの上で見つめる事しかできない。ぼーっと眺めていると、うとうとしてきた。目を閉じ、眠りにつく。
みんなが楽しそうに進んでいく。俺は足も手も、力を入れようとしても入らず、進めない。声を出そうにも、声が出ない。声にならない涙を流す…
目が覚めた。涙が一粒、頬を伝う。夢だったのはわかっていても…思わず涙がでてしまう。みんな…
「おんりー。ごめん。」
ハッと横を見るとドズさんが。目が合うなり抱いてきた。
『ドズさっ…』
「1人にしてごめん。僕も、みんなもお見舞い、たくさんくるね。」
その言葉に、涙が流れてしまった。
眠い。
コメント
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1話だけでこんなに感動することある?(´⊙ω⊙`)