「朝のホームルームはこれで終わりだ。一限目は移動だからおくれるんじゃないぞ」
〜移動中〜
「 はぁ~」
これってやっぱ漫画であるループ系なのかな〜、七葉を助ける事ができるかもしれないけどなんで起こったんだ?
「朝からいきなりオマエの苦手な美術じゃねーか。頑張れよっと」
「いってぇ~朝から何するんだ加賀!」
「元気が出るまじないさ」
「嘘だろ」
「ウソジャナイヨ」
「絶対嘘だ」
「チッ バレたか」
「ばれるに決まってんだろそんな声高くなって目が泳いでたら」
コイツはどうも嘘が分かり易い
「おっそろそろ付くぜ」
もうついてしまうのか美術室。
どうも僕は美術の灰田先生とこの空気になれない
「今日は隣の人を描いて貰います。何か質問はありますか?特に海斗君」
「いえ、大丈夫です」
「わかりましたでは、始めてください」
僕の隣は佐々木さんだ
「佐々木さんよろしくね。」
「うん、よろしく」
「ポーズとか希望があったら言ってね」
「いや、特に無いかな。海斗は何かあるかい?」
「僕も特に無いかな 」
はぁ早く終わらないかな、、、