テラーノベル
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トイレの個室の中。
授業開始が近い時間のようで廊下から聞こえてくる声も小さくなってくる。
(みえてないかな…)
囁くような声を出しながらズボンからオムツが見えていないか確認する。
今はママも先生もいなく、1人なので後ろがわからない。
手で触ってみる。
(大丈夫そう……?)
半信半疑ながらもズボンからははみ出ていないようだった。
急いで教室に戻る。
廊下には生徒の姿はなく、すぐに時分の教室に着くことができた。
クラスメイトたちは保育園に行くため外に出たようで教室にいるのはももかだけだった。
再度、お尻を触ってみる。
(そんなに膨らんでないし、パッドしてもバレないかな?)
(ダメダメ、今日はちゃんとトイレ行くんだから!)
そう言うとカバンを大きく広げて、視線の先の紙オムツを見ている。
昨日、保育園の先生から交換用のオムツを持ってくるように言われて持ってきたものだった。
中にあるのは
パンツタイプの紙オムツ5枚と紙パッド5枚
が入っていた。
前日一日で何度も交換されてしまっているので、5枚づつあっても不思議ではないのかもしれない。
問題はそれらをどうやって保育園まで持っていくか…
持っていくだけではなく、クラスメイトや保育園児に見られるわけにはいかない。
考えている間にも時間だけが過ぎていき、早くしないと何かあったのではと怪しまれてしまう。
教室後ろのロッカーに家庭科で作った巾着袋があることを思い出し、それにオムツを詰め込む。
5組もあればパンパンになってしまっているが考える暇はなく、クラスメイトの待っている所へ走った。
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