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心さんに誘われ、海に行った5人で文化祭の打ち上げをする事になった。
和馬(端の席がいいけど飲み物とか考えたら通路側か?)
心「君っていつもそんなめんどくさいこと考えてるの?」
和馬「いつもじゃないけど。っていうか勝手に読まないで」
心「ごめんごめん、でもごちゃごちゃ消えたね」
和馬「ああ、心さんのおかげでね」
心「そっか〜、うちのおかげか〜」
ふみ「2人は隣でいっか」
心「うん!」
和馬「え?いいの?」
心「また口周りについてたらふいてあげれるでしょ?」
和馬「あれはもうしなくていいから!」
注文した物を食べながらも心さんにからかわれたり、文化祭での出来事を話したりで打ち上げは長かったものの、一瞬で終わってしまった。
心「また2人だね」
打ち上げが終わった後、みんな帰り道が違ったため同じ電車に乗る心さんと2人、駅で電車が来るのを待っていた
和馬「柊さん(亜美菜の苗字)って金持ちだったんだな」
心「あれでお嬢様ってびっくりだよね!」
和馬(文化祭も打ち上げも終わって流石に疲れがきたな)
心「眠い?」
和馬「いや、疲れただけだと思う」
心「1年の文化祭も楽しかったけど、今年が1番楽しかったなぁ」
心「多分、君といっsy…」
話をしている途中肩に重さを感じみてみると、疲れて寝てしまった君の顔があった。
心「へ…?え?!き、君??」
心(寝顔かわいい……じゃなくて!人間ってそんなすぐに寝れるの!?)
心(それくらい疲れてたのかな?)
心「…名前で呼べたら呼びたいなぁ」
心「あの時は何故か必死だったから呼べたけど、今は…」
心「…和馬くん今日は一緒に回れて楽しかったよ。ありがとね」
心「やば、電車もう来るじゃん。この状況は名残惜しいけど乗り過ごすのは嫌だから起こすか」
心「和馬くん起きて!電車きたよ!」
寝ぼけ眼な君を引っ張りながら電車に乗り、二駅過ぎた後あたりで君が話しかけてきた
和馬「暗いし送ろうか?」
心「大丈夫!君は帰ってる途中に寝ないようにね」
心「うちここの駅だから、バイバイ!」
和馬「うん、また学校で」
心「…!!また!学校でね!」
駅から家までの帰り道、気付くと寂しさを感じていた。さっき別れたばっかなのに逢いたいと想ってしまう。
遠い昔の感情すぎて忘れていた。小学校も、中学の自分の能力を隠す事に、相手に合わせるのに必死で他のことをする暇がなかった。
だが今なら分かる。
心「…そっか。うち和馬くんのこと、好きなんだ。」
心(可愛くみられたいって想うのも、明日も会えると想うと嬉しいのも、そういう事なんだなあ)
心(さらに明日が楽しみかも…!)