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コメント
1件
わあ、最初からぐっときました……。たっつんの「は?」の一言で空気が変わるところ、ゾクッとしました。普段ふざけてる人が静かに怒るの、逆に怖くてかっこよかったです。「一人で抱えんな」「アンチより、俺の言葉信じろ」って台詞、沁みました。読んでて思わず一緒に泣きそうになりました。めっちゃ良いです……!
ちょっとくらい話です。気をつけてください
夢小説になります。
スマホの画面はまた通知で埋まっていた。
「調子乗ってる」
「たっつんに近づくな」
「どうせ売名でしょ」
最初は“気にしない”って決めてた。
たっつんに迷惑かけたくなくて、笑って隠して、平気なふりをして。
でも、毎日少しずつ刺さる言葉は、気づけば心の奥まで入り込んでいた。
部屋の隅で膝を抱えて、震える指でスマホを伏せる。
「……っ、もうやだ……」
ぽろ、と涙が落ちた瞬間。
「……何が、やだなん?」
聞き慣れた関西弁に、心臓が止まりそうになった。
振り向くと、ドアのところにたっつんが立っていた。
「え、なんで……」
「忘れもん取りに来た。……で、お前はなんで泣いてんの」
慌てて涙を拭う。
「な、泣いてないし!」
「その顔でよう言うわ」
たっつんはゆっくり近づいてきて、あなたの前にしゃがみ込んだ。
いつもみたいに軽いノリじゃない。
真っ直ぐ心配してる目だった。
「……スマホ、見せて」
「やだ」
「なんで」
「……見せたくない」
声が震える。
その瞬間、たっつんは何か察したみたいに小さく息を吐いた。
机の上に伏せてあったスマホをちらっと見て、画面に並ぶ言葉を読んでしまう。
数秒、沈黙。
そして次の瞬間。
「……は?」
低い声だった。
普段のふざけた感じが全部消えていて、逆に怖いくらい静かだった。
「こんなん、ずっと見てたん?」
「……平気だと思ってたの」
「平気なわけあるか」
たっつんは眉を寄せたまま、あなたのスマホをそっと伏せる。
「なんで俺に言わへんかったん」
「だって……たっつん忙しいし、心配かけたくなくて……」
言い終わる前に、涙がまた溢れた。
「っ、ごめ……っ、ほんとは、苦しくて……」
声が崩れる。
するとたっつんは、ぎゅっとあなたを抱き寄せた。
「謝んな」
耳元で低く優しい声が落ちる。
「お前、ずっと一人で耐えてたんやろ」
「……っ」
「よう頑張ったな」
その一言で、完全に限界が来た。
あなたはたっつんの服を掴んで、子どもみたいに泣いてしまう。
たっつんは何も急かさず、ただ背中を撫で続けてくれた。
「……俺な、普段アホみたいに笑っとるけど」
ぽつり、とたっつんが呟く。
「大事な奴傷つけられんの、めちゃくちゃ嫌いやねん」
「……」
「せやから今度から、一人で抱えんな」
少しだけ身体を離して、たっつんはあなたの目元を親指で拭った。
「アンチより、俺の言葉信じろ」
真っ直ぐ見つめられて、胸が熱くなる。
「お前はちゃんと優しいし、頑張っとる。俺は知っとる」
「……たっつん……」
「だからもう、“消えたい”とか思うくらいになる前に頼れ」
その言葉に、あなたは小さく頷く。
するとたっつんは、少し困ったみたいに笑った。
「……ほんま、泣き顔見たら放っとけへんわ」
そして照れ隠しみたいに、あなたの額を軽く小突く。
「今日はもうスマホ禁止。代わりに俺が隣おる」
「……ずっと?」
「ん。寝るまで」
そう言って隣に座ったたっつんの肩は、びっくりするくらい温かかった。