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俺が生まれてきた時代には深い森の中にいる”魔王”と呼ばれるし種族がおり、村や町の人々に恐れられていた。そこで町の村長は魔王を討伐するためにここから”勇者”を生み出そうととしていた。
・・・・・・
で、生み出されたのが俺って訳
「はぁ、クソダリィ」
まぁそんな事を思ったって討伐に行く事実は変わらないんだけどな ガハ
・・・・・・
聞き込みによると魔王は自分の部下を持っているらしい。けれど部下以外は居なく、部下を合わせた6人しか居ない。
「じゃあ、パーティ作った方がいいか…」
「ん?あんさん、見ない顔やな」
「んぇ?あ、この町に来たばっかなんですよー」
「はぁ、そうなんか…」
)この町に来たばっかなのにあの人に声、掛けられてるよ…
)可哀想ねぇ…
「…………」
「気にしとるん?俺の噂」
「君はあんな事を言われて、何にも思わないの?」
「別に、もう慣れたことやし。所詮噂や。力や知能に勝てないやつがああいう事を言い出して『自分はあいつより立場が上』って事を自己暗記させるんや」
「そこまで考えてるんだ…w」
「おい、なに笑ってんねん」
「いや、君はポジティブに考えるのが得意なんだなぁって思ってw」
「…ンなこと初めて言われたわ」
「そうなんだw俺はらっだぁ!君は?」
「金豚きょーや、ばどきょーとかきょーさんとかでええよ」
「早速なんだけど俺、今仲間を探してて…」
「ん?あぁ、魔王討伐の事やろ?」
「え、なんで…?」
「俺、元々天使やってん。だからまだん天使の時の能力とか使えんねん 」
「す、すげぇ…!」(目をキラキラさせ)
「お、おう…引」
「それで、仲間の件は…?」
「お前面白そうだからええで!だから今から仲間や!」
「やたー!」
「基本、タメでええで!」
「じゃ、よろしくね!きょーさん!」
「こちらこそやな!」